2014年12月10日

XMailCFGをLinuxで動かしまくる!! for Debian

労した。
文献がぜんぜんないんだもん。


 2014-11-11 18.33.56.jpg


XMailCFGに付属のreadme.htmlの「非 Windows 環境への XMailCFG/K4 の移植について」の項を見ながらとりあえず進めてみました。
いろいろ説明不足な文書ですが、ポイントを抑えて書きます。

1 XMailをインストールして起動が可能な状態へ

 XMailのLinux版はこのブログの前回の記事など参考にしてインストールしてください。

2 ソースを変更する

 XMailCFGのperl指定部分を書き換える

 XMailCFGのCGIファイルの行頭がWindows用のperl指定になっているので、それを#/usr/bin/perl に書き換えます。
 cgiディレクトリーの中の setup.pl を使えば自動でやってくれます。
 cgiディレクトリーへ入って、perlコマンドで指定すればOK。

 例
 # /XMailCFG/cgi# perl setup.pl

 改行コードのチェック

 windowsで編集でもしない限り付属のcgiの改行コードは気にしなくても構いません。
 でも改行コードの調べ方も書いておきます。

 # /XMailCFG/cgi# nkf -g ファイル名

 これで改行コードが LF CR/LF になっているか確認できます。Windwsでしか使わない設定部分はCR/LFになってると思いますがLinuxでは動かないようになっている仕組みなので、無視して大丈夫でしょう。
 もし改行コードが LF でなければperlを使って以下のコマンドで書き換えます。

 # /XMailCFG/cgi# perl -pe 's/\r\n/\n/' ファイル名> ファイル名(変更後ファイル名)

 パス区切り記号のチェック 

 cgiプログラム内部のパスの区切りが¥(バックスラッシュ)でなく、/(スラッシュ)でなければならないそうですので、心当たりのある方は修正してください。たぶんノーチェックで大丈夫でしょう。



3 アクセス権の設定

 cgiディレクトリーのcgiファイルのパーミッションをすべて755にします。システムによっては655などと設定しなければ動かないかもしれません。ここでは読み取り権限と実行権限をすべてのユーザーに与えて755、もしくは655を設定します。(2016年11月17日追加)

 例
 # /XMailCFG/cgi# chmod 755 *.cgi

 非windows環境ではパーミッションの設定が大切と付属文書にはあります。
 ウェブサーバーが動かしているユーザーがアクセスできるようにtabファイルにもパーミッションを設定します。(2016年11月17日更新)
 ということらしいのですが、結局XMailがroot権限で動作し、パーミッション700のように自分しかアクセスできないファイルを作ってしまうので、ウェブサーバーもRoot権限で動くように細工をしなければなりません(後述)。

 最初はパーミッション777などで設定しても、XMailCFGが一見動くように見えるのですが、ユーザーやドメインを追加した場合に新規に作られるtabファイルへアクセスできなくなり、まったく使えないんです。ファイルが増えるごとにパーミッションの設定などできません。

 とりあえず、/var/MailRoot/bin と/var/MailRoot/直下のtabファイル群にアクセスできることが条件です。
 rootでウェブサーバーを動かすんだから、ファイルの所有者をrootにすればこのままで結構です。



4 XMailCFGのファイルをドキュメントルートにコピーする
  Linuxのコピーコマンドで、XMAILCFGのディレクトリーをそのままドキュメントルートにコピーします。
なお、XMailCFGディレクトリーを置くファイルシステムはNTFS(WIndowsのファイルシステム)ではなくLinuxファイルシステムに置いてください。これをしないとパーミッションに問題がでてtabファイル群にアクセスできなくなるようです。


5 root権限でスレッドを起動するウェブサーバー

 いろいろ探したけど結局 Apacheしかないみたいです。
 rootでスレッドを起動させるために以下の環境変数を設定してビルドやらコンパイルなどします。

  Apacheのコンフィグ時の設定
  Apacheの展開したディレクトリーへ入って以下のconfigureを行います。

 # env CFLAGS="-DBIG_SECURITY_HOLE" ./configure --enable-so --enable-shared --enable-ssl

 これで make make install してください。
  オプションの詳細は他のサイトを当たってもらうとして、XMailCFGを動かすにはこれで充分かと思います。

 ちなみにApacheは外用があるなら、今回の中用とでrootで動くやつと動かないやつと2つ立ち上げたほうが安全みたいです。今回の例では、debian標準でインストールされたApache2が外向きサーバーになりますので、ソースからインストールして2つ並列動作させる細工は行っておりません。


追記2105年4月14日
 並列動作させました。
 http.conf ファイルを名前を変えて用意します。
 もうひとつはhttp2.conf とでもしておきましょう。以下に肝心なところを書き出します。

 それぞれの設定ファイルで以下の項目が違うものである必要があります。

  ・実行ユーザーとグループ( User と Group )

  ・待ち受けポート( Listen ) 

  ・ドキュメントルート(ヴァーチャルホストの場合も含む)DocumentRoot

  ・エラーログファイル( ErrorLog )
    
  ・アクセスログファイル( CustomLog )

  ・PidFileの指定(以下の行をServerRoot の次の行にでも挿入してください。

    PidFile /usr/local/apache2/logs/任意のファイル名.pid

  ウェブサーバー起動スクリプトを2つ用意して一方に違う設定ファイルを以下の箇所に指定します。
  (起動スクリプトは、/usr/local/apache2/bin/apachectl を/etc/init.d/にコピーして作ります)

      HTTPD='/usr/local/apache2/bin/httpd'

                             ↓

     HTTPD='/usr/local/apache2/bin/httpd -f /usr/local/apache2/conf/httpd2.conf'
    

    自動起動は以下のように

   # update-rc.d apachectl(名前を変えた場合はその名前で) defaultts



6 Apacheの設定

 /usr/local/apache2/conf/httpd.conf を編集します。

 ポート番号の変更

  Listen 80

 のところは #Listen 80 にしてコメントにして無効にします。
かわりに Listen 8000 等べつのポート番号にして次の行に書きます(ネットで予約されている25や110は避けます)。

 #Listen 80
  Listen 8000


 ユーザーをROOTにする。

 User daemon
  Group daemon

  以上の箇所の部分をコメント化して、User root と Group root を
次の行に書きます。

 #User daemon
 #Group daemon

 User root
 Group root


 ドキュメントルートの変更

 XMalCFGのディレクトリーを指定します。

 # DocumentRoot "/usr/local/apache2/htdocs"
 DocumentRoot "/XMailCFG/" ← 自分が置いた任意の位置を指定。左は / 直下の場合。


 CGIの実行設定 

 CGIが動くように以下の文字列群を追加。
 見やすいようにCGIディレクトリー関係の部分に書いておきましょ。

<Directory "/xmailcfg">
    AllowOverride All
    Options +ExecCGI
    AddHandler cgi-script .cgi .pl
    Order allow,deny
    Allow from 192.168.1. ← 自分の環境で変更してください。この例では192.168.1.に属する192.168.1.0 から 192.168.1.255 までアクセスを許可します。

</Directory>

 Apacheの起動

  以下のコマンドでウェブサーバーを起動します。

 /usr/local/apache2/bin/apachectl start
再起動は start ではなく restart を指定。止めるには stop を指定。


 これで、なんとかCGIが動くようになりましたけど…。まだ終わらない。

7 いろいろな対処

 とりあえずセットアップ的なことを実行していきますが、あれよあれよと文句を言われます。

 XMailCFG 「基本認証をやれよ!!」

 xmaicgiのフォルダーに .htaccess というファイルを作ります。

 AuthUserFile /home/ユーザー名/.htpasswd
  AuthGroupFile /dev/null
  AuthName "XMailCFG 設定"
  AuthType Basic

  require valid-user

 <Files ~ "^.(htpasswd|htaccess)$">
    deny from all
 </Files>


 .htaccess の AuthUserFileで指定した場所に.htpasswdというパスワードファイルを作成

 # vi /home/.htpasswd

  ユーザー名:コード化したパスワード

 で表記して保存します。コード化したパスワードは「htpasswd コード化」などでネット検索すれば、任意のパスワードをコード化した文字列が手に入ることでしょう。.htpasswd ファイルはサーバーの実行ユーザーがアクセスできる場所においてください(今回はrootが実行ユーザーなので気にしないけど)。

 これで基本認証はパスできると思います。

 でもまだ終わらない。

 XMailCFG 「Perlインストールフォルダーへの変更許可くれよ!!」 

 「問題があります。 WWW サーバの実行ユーザに対して Perl インストールフォルダへの "変更" 権限を許可してください」

 この表示も出ると思いますので、@INCという検索パスを格納した変数を調べて、
 検索パスが示しているフォルダーで、実際に存在しないフォルダーを全て作成します。

 perl -e 'print join("\n", @INC);'

 で、検索パスを調べて、足りないフォルダーを作成します。

 /usr/local/lib/perl/5.14.2

  /usr/local/share/perl/5.14.2

  /usr/local/lib/site_perl

 debian 7.7.0 では以上のディレクトリーがありません。
 mkdirコマンドで作成します。

 権限がどうのこうの言われますのでパーミッションのことかと思ったらぜんぜん違いました。

 これで、一見正常に動いている感じにはなりますが・・・XMailのログとか見ますとまだ不完全なところがあります。


 ログファイルを見られるようにする

 /usr/local/apache2/logs/ にある Apache2のエラーログファイルでなにが起こっているのか確認します。

 # vi /usr/local/apache2/logs/error_log

  Archive/Zip.pm がないと言われるので、/usr/share/perl/5.14.2/IO/Compress/にある Zip.pm を 同じ 5.14.2 のフォルダーのArchiveフォルダにコピー。

 # cp /usr/share/perl/5.14.2/IO/Compress/Zip.pm /usr/share/perl/5.14.2/Archive/ 

 さらに続いて

  File/Stat.pm がないと言われますが、stat.pm はありますので、ファイルの表記を直します。

 # grep -ri 'File::Stat' /xmailcfg/cgi

 user_home.cgi
 common_mailbox.cgi
 XMQuotaMonitor.cgi (こちらはFile::stat と表記されており最新版では修正の必要はないかも2016年11月17日追記)
 report.cgi  (XMailCFG2.43C(10月26日最新版)でファイルが増えているのを確認。2016年11月17日追記)
 common_userinfo.cgi

 上記ファイルのうち5つが、 File::Stat となっていますので テキストエディターで大文字の「S」を小文字の「s」に変えてください。

 なお、○○::stat などの○○の部分はフォルダー名を指しています。(2017年1月27日追記)
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追記
 2017年7月10日
 XMailCFGのバージョンによっては、メールボックスの中身を見るときにも、Net/Smtp.pm がないといったエラーがでるかもしれません。
 ソースのエラー発生場所もApacheのログに表示されますので、そちらのソースをSmtp →smtp に修正し、
システムからsmtp.pm を探し出して、@INCに登録されている場所のNetディレクトリーの直下にコピーするかシンボリックリンクを張ってください。

 以下LinuxMintでの例

 # vi /XMailCFGのインストール先/XMailCFG/cgi/common_viewmsg.cgi  
 上記のファイル中の記述 Smtp を smtp に変更して保存する。

 smtp.pm を必要なディレクトリーにコピーする。

 # cp /usr/share/perl5/smtp.pm /usr/share/perl5/Net/ 
-------------------------------
 以上、これで完璧に動くのではないかと思います。

 なにか起こった場合は、Apache2のerror.logで確認してください。

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2014年10月26日

HP Photosmart D5460 修理 完結編

HP Photosmart D5460 の修理の続きです。

 電源を入れても、しばらくしたのち電源が落ちる、しつこく試していると何となく安定して動くようになるという場合。
それはコンデンサー不良です。

 2014-10-19 19.44.31.jpg
 本体の左側にある基盤を取り出して、コンデンサーを確認します。

 2014-10-19 19.45.11.jpg
 写真のボタン電池の横、コイルの下にある「330μF 6.3V」のコンデンサーが膨れておりました。

 2014-10-26 00.09.18.jpg 右が膨れたTEAPO製コンデンサ。

 2014-10-25 16.49.39.jpg 他のコンデンサーも念のために交換。
 ちなみの今回交換したコンデンサーはアールエスコンポーネンツ製で、生産国は台湾だったりマレーシアだったりしますがスペック上は長寿命なものを選びました。

 2014-10-25 22.53.23.jpg
 膨れた 330μF 6.3Vですが、交換した部品は圧力弁がありませんでした。
 基盤にある4本すべて交換しました。

 HP Photosmart D5460 左基板コンデンサー一覧
 330μF    6.3V  ×2(TEAPO)
 330μF    50V   ×1(TEAPO)
 1200μF  6.3V  ×1(日本ケミコン)

 2014-10-25 23.11.09.jpg
 基盤を元の位置に組み込みます。透明の円盤がセンサーに入るように注意してセットします(写真ではメッチャ曲がってます、この状態で動かすと動きがおかしくなったあげく紙詰まりとなり正常に動きません)。

 2014-10-25 23.33.09.jpg
 バッチリ! 電源が落ちずにインクのメンテナンスも無事に動きました。
 この液晶画面、コンデンサーを交換する前はノイズが走っていたのですが、それも修理できたようです。

 結局プリントヘッドにコンデンサーと新品機種を買うよりは安くついたと思いますが、自分の手間を考えたら、高くて仕方がないということです。
っていうか、昨今のプリンターが安すぎるんですよね。
 でもこのD5460。過去記事でも書きましたが、これだけ高スペックなものが最近のHPには見当たらないんです。
 なので、なんとか直して使いたかったんですよ。詰め替えインクも残っているしわざわざ透明カートリッジまで用意してるんですから…。

 2014-10-12 11.39.13.jpg
 ところで、これどこの部品なんだろう?w
posted by 難波鷹史 at 02:20| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月18日

HP Photosmart D5460 修理の続編

日、注文していたプリントヘッドが届きました。香港から。

 2014-10-18 20.03.51.jpg 2014-10-18 20.04.49.jpg
 2011年製のプリントヘッドです。

 2014-10-19 00.38.56.jpg こっちは混色した古い方。

 これだけみると変な互換品というわけではなく、生産地で製造されたHPを通さない正規品ということなのかな。

 2014-10-18 20.05.29.jpg 古いヘッドで混色を起こした、溝が彫刻されたプラ部品に透明プラのフタが貼り付けられている部分。
 未使用でまだきれい。

 2014-10-18 20.14.32.jpg 2014-10-19 00.51.25.jpg
 イエローカートリッジとその他カートリッジをセットしてテスト。
 印刷結果云々はともかく、とりあえず黒カートリッジからの混色や逆流は認められず(写真左から二枚目)。

 とりあえず混色関係の修理はこれで完了したと思っていいかと思う。

 ところで、問題は実はまだあって、これも2年ほど前からなんですけど、印刷中にたまに電源が落ちる現象がありましてね。
こっちのほうが深刻な状況かも…。

 

 結局、プリントヘッドの調整中に元気よく印刷しているときにパッと電源プラグを抜いた時のような状況「電源落ち」になるので、これはまたプリンター内部のコンデンサーのせいではないかと思います。
プリンター自体の起動時間によって電源が落ちずに安定してくるところも、やっぱり電源アダプターのコンデンサーではなくプリンター内部のコンデンサーかと…。

 まだ、修理は続きそうです。



posted by 難波鷹史 at 23:49| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月15日

HP Photosmart D5460 の整備というか修理

 っと前に、健康診断でいった施設が警察署になってたって話を書いたかも知れませんが、写真が出てきたので、掲載してみます。
 2012年4月16日の話です。この建物は西京極にある「京都工業会館」です。

 SANY2703.JPG 
 この警察署の名前「神代警察署」が出てくるドラマを知らんのだけど、たぶん単発2時間ドラマじゃないかな。

 SANY2704.JPGSANY2706.JPG

 指名手配も細かいんですよ。この写真の役者さんもだいぶ古い写真じゃないでしょうか。




 SANY2707.JPGSANY2708.JPG
 ナンバーが付いていない警察車両。道路沿いにもそれらしい小物。
 建物の3階からも、警察署のスローガンみたいな垂れ幕が3本ほど垂れ下がっていました。

 おそらくこの日の午後にドラマの撮影が始まったんじゃないかと思います。朝はバイトの女性方が見張られていました。


 さて、2009年の1月に購入した HP photosmart D5460

2013-09-06 00.30.46.jpg 

 一昨年ぐらいからYellowカートリッジに隣の顔料系黒の色が浸入して、土色になる現象が出ていました。
原因はおそらく中途半端にセロテープで蓋をしたインク注入口にあるんだろうと思い、新しい透明ケース(これ大事)製の互換インクカートリッジを買い、取り付けて様子を見ていたのですが…。

 先日、写真を印刷したら、なんだか色がおかしい訳です。

 穴の開いていない新品のカートリッジでもやっぱり色が変わってしまったということです。

 混色の原因は不明で、パージユニットにあるかもとかいう情報を得ましたので、プリンターを分解してクリーニングしてみようということになりました。

2014-10-05 09.48.47.jpg
外装ははめ込み式になっているので、目で見て分かる部分から爪を外していきます。

2014-10-05 10.38.28.jpg 2014-10-05 10.41.45.jpg

使われているネジは、トルクスというもので、普通のドライバーセットにはありません。ご注意ください。

 2014-10-05 10.54.43.jpg 2014-10-05 11.40.12.jpg 2014-10-05 11.46.30.jpg 2014-10-05 11.51.02.jpg
 まあ、汚れてるわ。このスポンジ類もまだらのグレーに見えますが、汚れてこの色になっています。
 全面にセットされているスポンジは見た目、激落ちくんみたいに見えますが、繊維質な感じで、ほかのサンドイッチされているスポンジの中身と同じものでした。

 2014-10-05 12.47.16.jpg 徹底的にばらす。
 ホース類も分解して、注射器で水道水を通して、詰まってないか確認しました。やっぱり黒いホースにインクが固まって、通りが悪くなっていました。
 小さなモーターがあったので、調べてみたらソレノイドというモータの一種で、空気を送りだすか、吸い出すかっていう動作をしているようです。ただ吸うなら排出先があるはずですが、ホースの最終地点ですので、たぶん空気を送りだしているのかと…。

 2014-10-05 19.09.50.jpg パージするゴムの部分 2014-10-05 17.30.46.jpg ゴムの裏

 プリンターのシャットダウン時に、インクヘッドを右側に寄せて、インクを吸い取ってゴムで蓋をするのが、パージというらしいんですが、この吸い取りが中途半端なので、残ったインクが逆流するんじゃないかと思われていました。

 2014-10-05 19.09.37.jpg
 二本目のばねの位置も掲載しておきます(まだ合ってるかどうか分からないけど)。

 スポンジ類も洗って再生するので、漂白剤につけて、流水で洗って乾かしておきます(3日以上かかった)。

 そしてスポンジをセット。

 2014-10-10 13.21.45.jpg 2014-10-10 14.55.07.jpg 2014-10-10 16.29.05.jpg

 パージユニット? の中のスポンジシートは厄介なので、先にゴムの部品を通してから組み込みます(左から二枚目の写真)。
 あー、めんどくさ。

 2014-10-12 21.59.42.jpg
 再セットのコツは、シャットダウン前の状態を再現して、電源をいれるといい感じです。
 プリントヘッドは真ん中あたり。

 2014-10-12 20.43.09.jpg
 プリントヘッドの高さは、白い歯車が回って調整しているので、これを下げ状態へ。

 2014-10-12 20.43.26.jpg

 パージユニットは奥へセット(この状態までに半日以上試行錯誤しています)。
 ちゃんとクレのシリコングリースメイト(チューブ)を機械の可動部分に塗っておきます。

 イエローカートリッジをきれいにあらって、セットしてシャットダウンの操作をしました。

 はははは! イエローカートリッジのインク出口に黒い斑点が出ました。パージユニット汚れが混色の原因ではなかったようです。
 もちろん、プリントヘッドもイソプロピルアルコールに付けて、徹底的にクリーニングしましたよ。


 2014-10-12 22.40.44.jpg
 これはもうプリントヘッドが原因だろうということで、壊す覚悟でベキッと開けてみた。
 「ヘッド部分」と「インクの供給管」の部分が解けた樹脂で溶接するようになっていて、一度ばらすと元に戻すのは難しいようです。

 で、このインクの供給管部分というのが、溝を彫刻したプラ部品に、フタとして透明プラスチックの板が接着されています。
 浸水するとしたらこのパーツなのでは、と思って、黒インクの供給口へ注射器でアルコールを流してみました。

 黒の管の外の部分にアルコールが浸水していきました。
 試していないけど、黄色も同じでしょうね。混ざるのはここでしかあり得ないもん。

 この透明のフタが取れるなら、もしかしたら修理が…と思って、マイナスドライバーでこじ開けようとしたら相当強力な溶接がされているのか、びくともせず、ドライバーに接している透明プラ部分が折れてしまいました。そりゃ浸水したらやばいから相当気を使って合わさっているんでしょうねぇ。

 それでも浸水したんだ。君は。

 結局、原因はプリントヘッドか…。ということで検索してみた。

 系番は「CB326-30001」 プリンターの機種名から検索してもHPのものしか見当たりません。


 は!? 8100円? 新品のプリンターが買えるやろが!!

 絶望感に襲われながら、プリントヘッドの系番で検索。いろいろとオークションを漁ったのだけど、商品がまったくない。
 やっぱりここしかないか…アリエクスプレス!!

 おそらくプリントヘッドも中国で生産しているとなると、本物が手に入る可能性は大なんですが、やっぱり商品画像ではよく分かりません。
 とりあえず新品でUS 35.99$ えっと日本円で4000円いかないぐらい。
 これだったら許容範囲か! パッケージにパックされていていかにも、HPに売っているのと同じ感じ。 ということで注文した。

 船便で15日以上かかるみたいだなぁ。

 なんか、クルマのオイルかなんかの添加剤でピストンリングからのオイル漏れを止めるのありますよね。
あれのプリントヘッド版みたいなのないのかって思いました。カートリッジをセットして印刷すると、漏れを起こしている個所に薬剤が集まって、固まって止めてくれるやつ。

 この続きは、またプリントヘッドがきたらレポートします。
posted by 難波鷹史 at 21:31| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月29日

XMailの構築Linux版インストールの補完

いぶ先日、サーバーを大改修したのでそれの覚書です。
 当初OSはFreeBSD7.0、メールサーバーはqmailにて運用していたのですが、プロバイダーのスパムメール対応のおかげで25番ポートでのメール配信が使えなくなり、MyDnsさんのメール転送サービスを使って継続運用しておりました。

 2014-06-15 00.36.28.jpg

 しかし、ここに来て、Mydnsでのメール送信でちょくちょくエラーが出るようになり、プロバイダーの認証SMTPサーバーを使う必要がでてきました。
 でも、qmailにいくらパッチを当てても、SMTPサーバー認証機能が動作せず、途方にくれていました。
 qmailも長らくメンテされず有志によるパッチだけで機能していましたが、やはり他人同士のパッチ開発では整合性が取れません。
 もう捨ててもいいよねってことで、さよならすることにした。

 選定にあたって考えた。Windowsでよく使われているXMailはどうだろう。
 セットアップが簡単そうだし・・・。

 後で分かったんですが、Windows版のインストールが簡単だったのは実は、インターネットブラウザーで設定ができるXMailCFGのおかげだったんですよ、Linux版ではXMailCFGのバージョンが古く、Webminというスクリプトもインストールが必要なくせに、いまいち動いてくれませんでした。
で、結局、全部手動で行いました。

 さて、このXMail。
 Windows版は知りませんが、まだUnix版は64ビットOSでは動かないようです。
 少なくともFreeBSD8.4の64ビットでは動きません。
 FreeBSDの10もいろいろあって、なぜか運用しているPCではネットワークカードの認識でエラーが出てまともに使えません。

 2014-06-14 20.47.46.jpgエラー出まくり。

 それで、debian Linux 7.0 32bit版をチョイスしてOSから入れなおしました。

 FreeBSDを64ビットにしたのはもう2008年のこと、まだ32ビットアプリケーションの方が優勢な状態なんて考えもしませんでしたなぁ。

手順

 ・XMailのダウンロード
    任意のディレクトリーにcdコマンドで移動した後、下記アドレスからXMailのソースファイルをダウンロード。
    たとえば/data/program/ というディレクトリーならコマンドシェルから以下のように入力。

    # cd /data/program/

    wget コマンドでダウンロードする。


    これで /data/program の中に圧縮ファイルxmail-1.27.tar.gz がダウンロードされます。

 ・tar コマンドで圧縮ファイルを展開します。

    # tar xvfz xmail-1.27.tar.gz

 ・cd コマンドで展開したディレクトリーへ移動します。

    # cd xmail-1.27

 で、この中のdocsというディレクトリーにreadme.txtというファイルがあるので、これを読みながらインストールするのですが、英語なのでGoogle翻訳で少しづつ解読していきました(XMail道場の方で日本語が用意されていますが、肝心なUNIX版は書かれておりません)。


 ・ソースファイルのメイクとコンパイル。

    # make -f Makefile.lnx

 ・コンパイルされたファイル群 ディレクトリーMailrootをコピーする。

    # cp -r MailRoot /var/MailRoot

 ・コピーしたMailRootのパーミッションを書き換える。

    # chmod 700 /var/MailRoot

 追記2015年4月14日

 ウェブサーバーでperlなどのスクリプトから、XMailのsendmailを使うと、以下のエラーが出ると思います。

   /var/MailRoot/spool/temp/書き込もうとしてるスプールファイル  Permission denied :呼び出したCGIスクリプト

 権限がなくて書き込めないっていうことを訴えたいようです。sendmail実行ファイルがその辺うまくやってるのかと思ったら、
 実行ユーザーはウェブサーバーを実行しているユーザー(たとえば www-data とか daemon とか http.confファイルに設定したユーザー)でした。なにか高度な解決法があるのかもしれませんが、XMailのマニュアルを検索しても何も出ません。

 結局、/var/MailRoot/spool 以下は全部 パーミッションを777にしました。

    # chmod 777 -R /var/MailRoot/spool
        
 これでエラーが出ずに、CGIからメールを受けることができると思います。


 ・実行ファイル群をコピーする
    # cp bin/xmail /var/MailRoot/bin
    # cp bin/CtrlClnt /var/MailRoot/bin
     # cp bin/Mkusers /var/MailRoot/bin
     # cp bin/XMCrypt /var/MailRoot/bin
    # cp bin/sendmail /var/MailRoot/bin

  あるいは一度ディレクトリーをコピーして、拡張子oのファイルを消してもOK。

  例
    # cp bin /var/MailRoot/
     # rm /var/MailRoot/bin/*.o

 ・先住者のチェック

 先にサーバーにメールサーバーが実行されていないかチェックして起動しないようにしてください。
 下記のようにtelnetコマンドにて25番ポートにアクセスしてみて、telnetのコンソールが起動するようであれば、メールサーバーが実行されているということになります。
 # telnet localhost 25

 起動しないようにするには、該当するメールサーバ(おそらくsendmail)の起動スクリプトを消してしまうのが早いでしょう。debian linuxの場合は /etc/init.d/にsendmailの起動スクリプトsendmailがあります。
2014年11月7日追記 Debian 7.7は別のMTAであるExim4が動いていますので、その起動スクリプト exim4を削除します。

 ・環境設定
 基本の流れはXMail道場の環境設定を参照してください。

 ・XMail Linux版の起動設定

   XMail道場で記載がありませんのでこちらで補完します。

  起動スクリプトを最初に展開したディレクトリから/etc/init.d/ 以下にコピーします。

       # cp xmail /etc/init.d/

 ・起動スクリプトの編集

      # vi /etc/init.d/xmail 

  XMail道場のOS(オペ―レーティングシステム)固有の作業Windows版を参照しながら文字列MAIL_CMD_LINEに環境オプションを設定します。

  XMAIL_CMD_LINE="-Qr 128 -Ql -Ll -Sl -Pl"

 スクリプトを保存したら、次にスクリプトに実行属性を設定します。

 # chmod 755 xmail


 次に起動の設定をします。

 起動スクリプトを自動起動にするには、/etc/ 直下にある rc0.dとかrc3.dなどのランレベルに応じたディレクトリーへ起動スクリプトへのリンクを張ることになります。
手動でリンクを張ることもできるんでしょうけど、debian系のOSにはコマンドが用意されています。

 # update-rc.d xmail defaults

 と打ち込めば、init.d以下に追加した起動スクリプトへリンクが
rc2.d やら rc3.d などに追加されます。

 これでOK。 再起動すれば自動的にXMailが起動します。

 あとは道場の基本インストールで対処できるでしょう。


 ・sendmailコマンドの置き換え(2015年4月14日追記)
      # cp sendmail.sh /var/MailRoot/sendmail.sh

  スクリプト修正
      vi /var/MailRoot/sendmail.sh


            末尾の文字列を、sendmailの実行ファイル(/var/MailRoot/bin/sendmail) へリンクされるように修正します。

      /usr/sbin/sendmail.xmail
                               ↓
      /var/MailRoot/bin/sendmail

      スクリプトに実行権限をつける。

      chmod +x /var/MailRoot/sendmail.sh

   スクリプトへのシンボリックファイルを作る。

      # ln -s /var/MailRoot/sendmail.sh /usr/sbin/sendmail

       念のためにもう一つ
      # in -s /varMailRoot/sendmail.sh /usr/lib/sendmail

 これで、ウェブサーバーのスクリプト経由で /usr/sbin/sendmail が呼び出されても、MailRootにあるスクリプトが起動して、MailRoot/bin にある実行ファイルを動かすことになります。

 上の記述どうもあやしいので、また書き直します(2017年8月17日追記)


その他補完(とはいえ昨今では非常にたいせつなこと!!)

 ・SMTP転送フォアーダの設定
 認証付きの場合の説明がありませんでしたのでこちらも補完

 # vi /var/MailRoot/smtpfwd.tab

  "転送するドメイン""転送先ドメイン:ポート番号"

  例
 "*" "smtpauth.eonet.ne.jp:587"

  *は配送するメールのドメインは問わないという意味。
 空白の部分は、TABキーで入力してください。



 認証パスワードの設定
 こちらはWindows版のファイル構成情報からヒントを得て、同じように再現するものです。
 間違いなく動きました。

 以下のディレクトリーを作る

 # mkdir /var/Mailroot/userauth/smtp

 ディレクトリーへ移動
  # cd /var/Mailroot/userauth/smtp

  転送先のドメイン名に.tabを付けてファイルを編集。
 eonetは例です。お使いの転送先ドメインを当てはめてください。

  # vi smtpauth.eonet.ne.jp.tab

 "plain""プロバイダー指定のID""パスワード"

 上の書式で表記し保存します。

 例
 "plain" "hogehoge%batsu.eonet.ne.jp" "hogehoge"

 空白の部分は、TABキーで入力してください。

 以上、駆け足でしたがLinux版XMailのインストールでございました。
 Linux版の詳細なインストール方法とくにSMTP認証プロバイダーへの転送に関しては皆無だったので、LinuxでXMailを運用したいと思っている人のお役に立てればと幸いであります。

 久しぶりの記事なのに難しい話題になっちゃったなぁ。

 最後に引越しが8月25日に完了しましたわ。今更だけど。

 2014-08-31 17.37.14.jpg この自宅が2014-09-21 16.34.36.jpgこうなりました。

 これで、ぶっ壊されて叩き出されるのは3度目なんだよね。

 では、また次回。
  
posted by 難波鷹史 at 23:14| 京都 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月17日

Lesance W255HUの勘所

回の続き。

 注文したLP156WH4(TL)(A1)の互換部品が送られてきました。
LP156WH4(TL)(N2)です。

 新しい液晶は簡単に取り付けられたんですが、なぜかタッチパッドが動きません。
前回パネルを取り外すつもりが、いつものように完全分解を目指してしまいそうになり、おそらくタッチパッドのケーブルが外れたんだと推測。

 ケーブルを繋げるため、やっぱり完全分解になりました。

 普通にボディーのネジをはずしますが、分解できません。
キーボードやタッチパッドのケーブルが基盤に接続されているせいです。
まずはキーボードをはずさないことには分解できないようになっています。

 この写真は、キーボードの上部を覆っているカバーの真裏に当たる部分。どうしてもカバーは外れないので、もしかしたら後ろから押し出すようになっているんじゃないかと、怪しい場所をくまなく探しておりましたら、ありましたよ。なんだか分からないポッチが!

 ボールペンの先ででも押しつけな! とでも語っているようなモールド。ここを押します。

 バカっと浮いて、外れていきます。ここまで行くのに苦労しました。

 カバーを取るとキーボードを留めているネジが見えますので、それをはずすと簡単にキーボードははずれます。
このキーボードのフラットケーブルに余裕がなく、再取り付けには指は入らないし、ピンセットはすべるしとかなり苦労します。
すべらないピンセットがあればバッチリかと思います。

 キーボードがダメになったときのために、型番の写真撮っておきましょう。
Model:MP-08J40J0-43001 でした。

 キーボードをとれば、各コネクターにアクセスできます。やっぱりタッチパッドのコネクターがはずれておりました。
コネクターを全部はずせばケースがはずれて、基盤を取り出すことができるようになります。

 せっかくだから、分解して掃除も行っておきました。
 自分の人件費を除いたら液晶パネル代8500円前後で修理できますよ。

 あー疲れた。
posted by 難波鷹史 at 14:35| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月14日

ビキバキ! 液晶パネルの交換

まれて液晶が割れてしまった義弟のパソコンを調査。

 このノートパソコン パソコン工房のLesance W255HU という商品。
電源を入れるとPC本体は異常なしなんですが、液晶パネルの割れた部分からは、書道の巨匠が落書きしたような感じになってます。

 3年延長保障で、踏んだ液晶が直るか近所のパソ工に聞いたところ、やはり通常の使用下で壊れた場合しか保障できないと言われた。まぁ、それはそうだろうね。
じゃあ、修理にいくらかかるのか聞いたところ、4万は超えると・・・。

このパソコン3万円ほどで買ったんだけど・・・たしかに破格のノートパソコンではあるけど、修理で本体価格を超えるんなら意味がない。

部品の取り寄せは可能か聞いてみた。
「我々も修理はメーカーへ送るので、おそらく液晶パネルを個人へは売ってくれないでしょうね」

「ネットで売ってくれる業者は見つかりますかねぇ?」

「難しいんじゃないですかね」

おそらく業者としても事情があるんだろうけど、仲介してそのマージンはほしいというところが本音なんでしょうね。

「自分でやります」と答えてやりました。

 とりあえず液晶パネルの仕様を知るために分解。

 2014-04-12 21.21.23.jpg
液晶パネルの金属フレームが曲がってました。

 2014-04-12 21.18.48.jpg
液晶パネルの商品を確認して、検索を書けたらすぐに小売してくれる親切な業者を発見!

イーハンズ

ほんと助かります。今週中には修理完了です。

posted by 難波鷹史 at 10:49| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月29日

四川式 麻婆豆腐のレシピ

婆豆腐の作り方。どこのレシピなのか忘れてしまったけど。
紙に書いたメモがくたびれてきたのでブログに記載。京都大宮の某四川中華料理屋さんで本場の麻婆豆腐を食べてから、家でも作ってみたいと思い、今ではうちの定番の麻婆豆腐になってます。

材料(3人から4人分)

 食材
 木綿豆腐 一丁
 豚挽き肉 100g
 白ねぎ 10cm(刻む)
 にんにく ひと欠(包丁でたたいて刻む)

 調味料
 中華スープ 1カップ(200cc)
 濃い口醤油(大さじ1)
 豆板醤(とうばんじゃん) 大さじ2
 甜麺醤(てんめんじゃん) 大さじ1
 豆チ  大さじ1(刻む)
 紹興酒 大さじ2(日本酒でも可)

 水溶き片栗粉(玉杓子に1/3)
 ラードかサラダ油 少々
 ごま油 お好みの量
 中国山椒(ホワジャオ)お好みの量

 以上。
 豆チや中国山椒はスーパーの中華食材のコーナーでは普通、売ってません。専門店を探すしかないかもしれません。
 豆チは省略できても、中国山椒がなければただの麻婆豆腐ですので、中国山椒は必須だと思います。

 2014-03-28 22.09.26.jpg
 まず、熱いお湯で豆腐を温めておきます。

 2014-03-28 22.12.27.jpg
 中華鍋に油を引いて、豚挽肉(100g)を炒めます。強火で豪快に行きましょう。

 2014-03-28 22.13.59.jpg
 豆板醤(大さじ2)を加えてさらに炒めます。豆板醤大さじ2だと普通に辛いレベルのものができます。好みで調整してください。

 2014-03-28 22.15.45.jpg
 にんにく(ひと欠け)、甜麺醤(大さじ1)、豆チ(大さじ1)を加えてさらに炒めます。もうほとんど素揚げのような挽肉になりますが、それがまた香ばしくておいしいんです。甜麺醤は、加えるほど甘めになります。ここも好みで加減できます。豆チはなくても十分おいしいんですが、豆チは味に深みが出るようです(今回の撮影では加えていません)。

 2014-03-28 22.19.30.jpg 2014-03-28 22.22.04.jpg
 いい感じになったら、スープ(1カップ)、紹興酒(大さじ2)、醤油(大さじ1)を加え、ねぎも投入。
 いったん沸騰させます。

 2014-03-28 22.23.56.jpg
 沸騰させてねぎがなじんだところで、温めておいた豆腐を加えます。

 2014-03-28 22.25.58.jpg
 いい感じになったら、水溶き片栗粉(玉杓子に1/3)加えて、ひと煮立ち。
 仕上げに、中国山椒を加えて、ごま油をまわしかけて完成。

 2014-03-28 22.31.07.jpg
 中国山椒が苦手な方が食べる場合は、食べるときに加えてもOKです。

 2014-03-28 22.42.17.jpg
 サンチュに乗せると、おしゃれな感じに。
 ポテトチップも添えてますが、これがなかなか麻婆豆腐と合います。ぜひお試しください。
 高槻市の80年代の小学校の給食には、麻婆豆腐がメーンおかずのときは、サブおかずに手作りのポテトチップがつくそうですよ。
 この取り合わせを考えた人すごいです。
 ちなみに「あさばばあとうふ」と入れなければ漢字がでてこないMSのIMEが腹立ちますねぇ。
posted by 難波鷹史 at 20:03| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月23日

ステレオミニヘッドホン HP-FX77 の修理

このところ修理記事が続きます。
 先日、断線したステレオミニヘッドホン ビクターHP-FX77の修理です。

 http://www3.jvckenwood.com/accessory/headphone/inner/hp-fx77/

 2006年発売のこの製品。かれこれ7年以上は使うことができました。ケーブルもシリコン皮膜で裂けにくい製品です。
 捨てようか迷いましたが、やっぱり直してしまおうと思います。末端修理マニアとしては放っておけません。

 まず、ドライバーユニットに銅線がつながっているか確認します。

 こういう製品は断線したら買い換えてくださいと言わんばかりに、分解することなんて考えていません。
なので、接着したプラモデルを分解するようにカッターで分割ラインらしきところに、刃をいれて試していくことになります。

 2014-03-18 07.54.10.jpg
 なるほどこういう構造になってるのね。分割面は複雑な仕組みになっていて、接着剤の点付けで、がっちり組み合わさるようになってます。

 2014-03-18 07.59.50.jpg
 はめ込んであるドライバーユニットを精密ドライバーのマイナスではずして、ケーブルを引き伸ばして作業スペースを確保。

 2014-03-18 08.07.28.jpg
 銅線はちゃんとつながってました。ということは途中の断線です(写真は断線部分を切断した後です)。
 半田ごてを当てて、ユニットから銅線をはずします。

 2014-03-18 08.08.14.jpg
 ケーブルを引っ張ったときに一番、荷重がかかる部分が、だいいたい断線しているだろうと思われますので、ロングラバーグリップの境目の部分を切り出して、分解してみました。赤い方の銅線が二つに分かれているのを確認。本来ならテスターで、さらに断線がないかチェックするのでしょうが、めんどくさいので、組み立てに入りました。

 断線した先のケーブルは捨てて、途中から銅線を剥いて、ドライバーユニットに半田付けします。
 今回の断線は右耳側なので、断線部分のカットで短くなってもまだ使えます。

 IMGA0490.JPG
 カッターでばらしたボディは、業務用アロンアルファで接着して完成。

 ドライバーユニットとボディがある限り、マイクロステレオジャックをつければ、リケーブルにも対応できるでしょう。
 ただ修理をすればするほど、見た目がぼろぼろになるでしょうけど…。
posted by 難波鷹史 at 13:10| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月12日

TOSHIBA DynaBook TX/66CMの修理

PC修理業界? では、その悪名高き名機。DynabookのWindows Vista搭載シリーズ。
 昨年、画面表示が崩れて起動しないということで、下取りに出しても故障品はお金を取られるということで、無償で頂きました。

 2013-12-21 15.41.04m.jpg
 こんな感じで画面が化けたり黒い画面でそのままHDDのアクセスランプ点きっぱなしで止まったりします。
 バッテリーのみで、電源アダプターを挿さない状態だと起動もするらしいですが、そもそも電源アダプターで運用することが前提なので、チェックせず。

 最初はビデオチップの接触不良か、HDDがバカになったんだろうと、思っていましたが、調べてみるととても根深い問題でした。

 2013-12-14 20.48.31m.jpg
 関係サイトでよく引き合いに出されるCPUの裏側についているプロードライザー「NEC TOKIN OE128」
 機種によっては、表記番号が変わりますが、これがチップコンデンサに変わる集積コンデンサと呼べるもので、これによってCPUから発振される電磁ノイズを抑えるとかなんとかいうようです。僕はにわか修理人なので、よく分かりませんが、これが動作不良を起こして、画面が崩れてPCが止まったり、再起動したり、はたまた起動しなかったりといろいろトラブルが起こるといわれています。

 しかし実のところ、これを交換しても直らない症状があったり、これをいくつも購入して、あるロットではうまく修理できたりできなかったり、報告が安定してません。中には二個並列で取り付けるツワモノがいらっしゃったり、電解コンデンサーを追加したりと、なんだかよく分かりません。

 さらにこのプロードライザー価格も高いのです。修理できるか分からないのに、多額の投資はできないと判断し、さらなる方法を探しました。

 ありました!

 価格comのクチコミ掲示板にて、チップコンデンサーを貼り付けてる人がいました。

 http://bbs.kakaku.com/bbs/00200716674/

 100μFの6.3Vを12個ならべて半田付けするようです。容量とサイズから検索して、下記パーツを取り寄せました。

 村田製作所 セラミックSMTコンデンサ GRM31CF10J107ZE01L
 RSコンポーネンツ
 https://jp.rs-online.com/web/p/ceramic-multilayer-capacitors/7482406/

 一個22円 50個かったら一個21円、50個買いました。

 2013-12-14 20.58.36m.jpg
 プロードライザーを取り外すために、ホットガンであぶりました。
 炭化しているみたいで、ドライバーでこじるとバラバラになりました。炭化したのか最初からこうなのか分かりませんけど。

 2014-01-12 20.20.42m.jpg
 僕の半田ごて、鉛筆型のノーマルこて先なんですが、熱容量が悪いのか、なんか半田が溶けにくい。
 なんとか苦労して、12個つけた!

 2013-12-14 23.17.49m.jpg2013-12-16 21.40.11m.jpg
 組み上げて起動してみた。
 やった問題ない! OSもリカバリーディスクを作成し、再インストールも完了。

 修理完了、おつかれさん。

 と思いましたが、ちょくちょく起動中にグラフィックが崩れて起動しなかったりということが起こりますねん。

 2014-01-24 10.43.16m.jpgうぎゃー。

 安定させるにはとりあえず、BIOS画面にて5分ほどしばらく置いた後、もういちど起動するというもの。

 これでかなり安定するんだけども、ふと見ると、画面が崩れて、固まってるときがあります。

 もうだめかな、捨てようかな・・・。でもこの機種スピーカーがいいし、キーボードのボタンもストロークが深くて気持ちいいキータッチなんですよ。
 おしい、捨てるにはおしい機種だ・・・。

 ”Dynabook 修理 プロードライザ”等ではほとんど検索し尽くしたので、ためしに画像検索してみたんですよ。
 Dynabookの救世主が現れましたわ。

 テクニカルPC
 http://www.tecn-pc.com/index.php?QBlog-20130131-1

 ここのブログによると、CPU電源回路のインダクタの容量を変えるというもの。
 ただ部品の詳細は触れられておらず、修理部品を買ってほしいということのようです。

 2014-01-23 11.38.17m.jpg
 メールで問い合わせて、お取り寄せいたしました。やっぱり部品の番号が削られてます・・・。
 まあ、仕方がありません。この原因を特定するのにだいぶ投資をされたようですし、手間もかかったことでしょう。

 ここは大いに部品を買って、その偉業に感謝するというのが、我々「末端」修理マニアというものでしょう。

 2014-01-25 13.19.05m.jpg2014-01-25 13.34.00m.jpg2014-01-25 13.36.32m.jpg
 ケースを開けて、基盤のネジも取って、裏返すと、グラフィックチップやCPUを冷やすヒートシンクがありますので、それをはずします。

 2014-01-25 13.37.23m.jpg
 修理箇所はこのCPUの脇にある、R36Wというインダクタ。これを取り寄せた部品に取り替えます。

 2014-01-27 23.01.40m.jpg
 鉛筆型のこて先を寝かせて、なんとか部品を取ることに成功しました。
 さっきも書きましたが、半田こての熱伝導率が悪いのか、なかなか溶けません。これのおかげで新しい半田こて買いました・・・。
 こて自体、前々から「溶けない」とぼやきながら、かなり高温設定していたので、たいぶ酸化していたのです。本来は360℃以下で半田付けするのがいいそうなんですが、僕は480℃でやってました。
 でもね、それでも溶けない…。

 あとで分かりましたが、鉛筆型は点で接するので、部品をはずすときはどんどん熱が基盤へ逃げるのでなかなか半田が溶けないそうです。


 2014-01-27 23.37.13m.jpg
 これ取り付けるのも苦労しました。こて先が入らないんだもん。ここで、思った。
「いろんなこて先買い揃えよう」って

 2014-01-28 00.48.20m.jpg
 これで、本当の修理完了。修理してから数週間たつけど、今のところ再発なしであります。
 ただし、まだ使用中に、ミーミー聞こえる「コイル鳴き」があるので、今度はそれの調整をやると思います。
 テクニカルPCさんのアドバイスによると「インダクタをなるべく低く取り付けて」ということでしたが、もし鳴いているのがこのインダクタなら、もうホットボンドで固めるしかないかと思ってます。だって、もうだいぶ低く取り付けてるつもりですから・・・。
 どこが鳴いているのか、やっぱりこのインダクタなのか? 交換前から鳴いたけど。
 
 それではまた。
 


 
posted by 難波鷹史 at 21:00| 京都 ☀| Comment(29) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする