2017年06月12日

SHARP CZ-601D 15型カラーディスプレイテレビの修理

こ何週間かGW以後、休日の空いた時間でX68000のテレビと格闘しておりました。
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 (SHARP CZ-601D(B) 映像を映したところ)

 今年の入ってから電源を入れて、10分間ほどテレビの明るさがふらつくようになったので、基板の接触不良を疑って怪しいところを再ハンダして、組み上げたらビデオ信号が映らなくなりました!! っていうのはツイッターかなにかで書きました。
 昨日、修理が完了したので報告です。

  テレビをばらしてみたら、ホコリのすごいこと! 28年分のホコリです。

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(底基板を取り出したところ)

 これを一気に水で洗いました。中性洗剤と使い古しの歯ブラシでゴシゴシして、流水で洗い流して、じっくり乾かします。
 ネットで検索した情報から、集積回路っぽいところのハンダをやり直して、組み立てたら、ビデオ信号が入らなくなりました。フライバックトランスの出力を変えても、緑色になるだけ…。

 実は修理完了した昨日、これの原因が分かりました。

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 (背面基板のスイッチ)

 この背面基板にあるスイッチ。なんのスイッチかの表記がないのですが、これを写真の状態にするとビデオ信号が入ります。

 修理の最初のころはスイッチに気がつかず、もう一度バラバラにして、再チェックし組みなおしたら、画面自体が出ず、フライバックトランスを出力を上げたら画面中央に「点」が表示される始末(こうなったのは原因は、もしかしたらブラウン管への張り付いている吸盤(アノードキャップ)の取り付けがうまくいってなかったかもしれません)。

 とりあえず28年経っているんだから、消耗品であるコンデンサーを全交換してリフレッシュしようと思いました。

(ブラウン管の分解修理はかならず放電してから、行ってください)

 いっぱいコンデンサー買った。

〇側面基板(正面から右にある基板)

部品番号耐圧容量備考
 c705 200V 470μF 
c70835V470μF  
c70916V 100μF 
c71250V 10μF 
c716 200V 47μF105℃
c71735V470μF 
c718100V330μF105℃
c719160V220μF 
c720160V220μF 
c72116V470μF 
c72225V1000μF 

〇CRT基板(電子銃にある基板)
部品番号耐圧容量備考
c8926.3V330V 
c836250V1μF 
c83550V1μF極性なし
c856250V1μF 
c85550V1μF極性なし
c894250V1μF 
c876250V1μF 
c87550V1μF極性なし
c893250V10μF 

〇背面基板(映像・音声入力端子のある基板)
部品番号耐圧容量備考
 c45816V470μF 
c35450V1μF極性なし
c45516V47μF 
c35250V1μF小型
c35350V1μFブルー
c45110V470μF 
c35116V47μF 
c46016V10μFブルー
c45416V47μF 
c45716V47μF 
c35716V10μFブルー
c101250V1μF 
c101116V100μF小型
c45216V220μF 
c45316V10μFブルー
c35650V1μF 
c45616V100μF 
c35550V1μF小型
c190916V47μF 
c192250V1μF小型
c192150V1μF小型
c192050V1μF小型
c191916V10μF 
c101016V100μF小型
c191316V470μF 
c191050V47μF黄色
c190750V0.47μF黄色
c190650V0.47μF黄色
c190150V1μF 
c190250V1μF黄色
c190350V1μF 
c190550V1μF極性なし
c190450V1μF 
c190850V0.47μF黄色
c191550V1μF 
c191650V1μF 
c191750V1μF 
c191850V1μF極性なし
c191150V0.47μF黄色
c191250V0.47μF黄色
c10136.3V100μF 
c101750V0.1μF黄色
c102516V100μF 
c102325V4.7μF 
c102450V1μF 
c102725V4.7μF 
c102850V1μF 
c10226.3V100μF 
c10266.3V100μF 

〇底基板(底側にあるメーン基板)
部品番号耐圧容量備考
 c1450V0.33μF黄色
c1616V330μF 
c2250V1μF 
c2625V4.7μF 
c21350V2.2μF 
c42150V10μF 
c50925V1000μF 
c627200V82μF 
c65435V470μF 
c75116V47μF 
c75216V47μF 
c41350V10μF 
c62350V4.7μF 
c76035V470μF 
c141916V100μF 
c141550V10μF 
c141616V100μF 
c141316V47μF 
c140950V1μF 
c140616V47μF 
c141216V470μF小型
c140150V10μF 
c140716V330μF 
c310916V100μF 
c312416V10μF 
c320350V0.47μF 
c31126.3V220μF 
c60616V100μF 
c60316V47μF 
c41216V47μF 
c40350V1μF 
c199150V1μF 
c311116V22μF 
c75716V100μF 
c40516V220μF 
c80450V0.47μF 
c80750V0.47μF 
c40816V47μF 
c61350V0.47μF 
c61450V0.47μF 
c61225V4.7μF 
c61816V47μF 
c61716V220μF 
c61950V1μF 
c50350V1μF 
c62016V47μF 
c62116V33μF 
c41150V10μF 
c40950V10μF 
c51535V100μF 
c51835V220μF 
〇JC基板(JCという刻印のある基板)
部品番号耐圧容量備考
c301100V1μF 
c31316V47μF 
c31050V1μF 
c30350V1μF 
c30550V1μF 
c30416V47μF 
c30816V10μF 
c30716V10μF 
c31116V10μF 

〇チューナー裏のSDという刻印のある基板
部品番号耐圧容量備考
c2816V100μF 
c64316V100μF 
c64216V33μF 

〇リモコン受光部基板
部品番号耐圧容量備考
c330416V47μF 
忘れた50V1μF小型

 大容量と小型のものは、RSオンライン、その他のものは共立エレショップで調達できました。
50v1μFのコンデンサーでCRT基板と背面基板に6本だけ極性なしのものが必要です。
(2017年6月15日追記)ブルー イエローの表記はなにか特殊な部品のように思いますが、電圧と容量以外にアルファベットの表記しかなかったので、通常の85℃品に交換しました。いまのところテレビの動作に支障はないようですが…。後日、部品の色については調査します。

 コンデンサーの張替えは、もう気の遠くなるような作業でして、一気にしようと思わないことです。
 まず基板が鉛入りハンダのせいかわからないですが、中性洗剤で洗うとさらに白いカスとヤニだらけになってイソプロピルアルコールでもきれいにならず、パーツクリーナーでも無理で、しかたがなくサンハヤトのフラックスクリーナーを買いました。
 これで基板がとびきりきれいになりました。これで断線やハンダ不良などわかりやすくなります。

 うまく吸わない「はんだシュッ太郎」でコンデンサーを外しては新しいものを差しなおして行きました。

 最後に一気にはんだ付けしていきます。

 フライバックトランスも古いハンダを吸って、キレイにしてから新しいハンダを盛りました。(下の写真の右上の弧を描いている部分)

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 (コンデンサーの張替えを終えて、完成間近のテレビ)

 ここまでやって、復活ならずならどうしようか、不安が襲います。


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 (CRT基板の部分)

 フライバックトランスから来ている灰色と黒の銅線(下から伸びてる銅線)。結線を間違えないようにします。あとブラウン管から出ている黒い謎の銅線がどこにつながるかですが(右下からきてる銅線)、上の写真で判明。CRT基板のひし形のランド部分にペタッとはんだ付けします。

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 (ひし形のランドにペタっとはんだ付けした部分)

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 (スピーカー部分)
 エッジが古くなって、もげて穴が開いたので、液体ゴムをボテッと塗って修復しました。音が締まっていい感じです。

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 (アノードキャップ)
 上の写真はアノードキャップを裏返した状態です。裏返した状態でしっかりブラウン管の穴にひっかけて、接続を目視で確認します。
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 (ブラウン管のアノードキャップの穴)

 修理途中に二か所ほど、ランドを剥がしてしまい電子部品の足で修復しながら、なんとか組みあがりました。

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 電源ONして、また画面が出ず。
 途方に暮れて、冒頭のスイッチに至るわけです。あーよかった。長い闘いだった。

 画面の明るさのふらつきもなく、修理完了となりました。 これでブラウン管の寿命がくるまで、動いてくれると思います。

 ちなみにはんだシュッ太郎ですが、付属の金属棒で掃除したら、すごく吸うようになりました。自動で吸い取るやつがほしかったのですが、これだったら買わなくて済みます。

2017年6月28追記
 朝おきて、試しにつけてみたら、明るさふらつく(笑) 可変抵抗っぽいところの接触不良の疑い。もうちょっと調査します。
posted by 難波鷹史 at 19:53| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月08日

マザーボードのLAN機能の故障

ょっと考えがあって、ツイッターとフェイスブックを利用しなくなりました。
 閲覧していると、もう強制的に情報が入ってきて、そのほとんどは、この世の批判や異常なことに目をつむり、「わたしは他の人と違って、なんとか幸せを享受していますよ」…みたいなメッセージを感じるんですよ。もちろん興味深い情報を発信される方はいいのですが、それだったらブログでもいいわけです。
 僕と連絡とりたい特別な方は直接メールでお願いしますね。

 さて、本題。
 古いPCを使っていると、LANなど一部の機能が壊れることがあります。僕が前に使っていたXP時代のマザーはディスクコントローラーが壊れてしまい別で増設したSATAカードからハードディスクを動かしていました。

 故障の症状はLANケーブルを差し込んでも、ランプが光らず認識しないというものです。

 そもそも壊れる原因なんですけども、中のチップが経年劣化で壊れたと思い込んできましたが、どうやら違うみたいで…。
 接触不良を疑い、LANをつかさどるカニのマークでおなじみのチップに、フラックスを塗り、ハンダを盛ってやりました。

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  真ん中にある四角いのがLANのチップ。マザーはP33T-A REV:1.0。

 するとなんともなかったようにLANが接続され、ネットのブラウジングができるようになりました。

 ここんところ修理していて思うのは、結局、故障はハンダ不良から接触不良になって機能しなくなる。
またはコンデンサーの容量がなくなって機能しなくなるかであって、実際に半永久と言われている部品が壊れるのは、接触不良やコンデンサー不良から発生する二次災害なのかと思う。
 いい設計の製品は二次災害の影響が最小限に抑えるようにしているようで、そういう場合はハンダのやり直しとコンデンサーの交換で元に戻ってくれるものが多いような気がします。
 まぁ、気がするだけで、実際にどうなのかは専門家にお任せします。


posted by 難波鷹史 at 18:44| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月31日

プロバイダーによるサーバー逆引き設定

日、おたくの会社のIPを逆引きするとeoさんになっちゃうんだけど…なんてこと言われまして、普通のプロバイダー使っていたら当たり前だと思っていたんですが、大手のサーバーだとそんなことにはならないし、なんでだろってことで調べてみました。

 eoオフィス光の場合ですが、プロバイダーのDNSサーバーが逆引きに反応して返答してしまってるらしいです。
 eo光に問い合わせたところ「オフィスeo光ネットオプションサービス契約変更申込書」にて逆引き権限譲渡設定を申し込めばいいという情報を頂きました。ただeoのサイトではこのサービスの案内を一切行っていないので、その存在はDNSのしくみがある程度理解できる技術者しか分からないということのようです。

 質問をすると営業担当の方が申込書のPDFファイルをメールで送ってくれるので、adobe acrobat等のPDF編集ソフトで判子を押し、返してほしいドメイン名を入力してメールで送り返せば完了。
申し込みから約二週間で設定が反映するらしいです。変更手数料は2000円で今後追加でお金がかかることはないというお話。

 <オフィスeo光ネットオプションサービス契約変更申込書>

 DNSmousikomi.jpg
 既に契約しているなら、契約者のところに屋号なり個人名なりがあらかじめ印字されているので、
アクロバットのスタンプ機能で判子を押すだけ。

 <逆引き設定内容依頼書>

 DNS設定依頼書_20160608.jpg
 固定IP契約なら既にIPは印刷されていますので、返してほしいドメイン名をアクロバットのタイプライター機能で記入するだけ。下の枠は逆引きを自前のサーバーで行う場合の設定ですが、プロバイダーにまかせたほうがとりあえず安心でしょう。

 2つのPDFを保存してメールで返送します。

 以上、サーバーの運営上、信用問題にもかかわるし、会社でサーバーを公開している人は参考になればと思います。

 ころで…。
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 X68000ACE用 CZ601D テレビモニター 盛大にばらしています。
 最初は明るさがふらついていまして、いろんなところを再ハンダして組み立てたら、きれいな青い画面のまま映像信号を受け付けなくなりました。配線を間違えたかもってことでチェックして組み立てたら、こんどは画面がまったく出なくなりました。
 空しくスーパーファミコンの実況パワフルプロ野球3の音声だけがきれいに流れてまして…。

 まったくもって意味が分からないので、コンデンサー全替えでリフレッシュ作業をしています。
 ブラウン管はいたって健康ですが、フライバックトランスとかいうのが、内部的にやられてしまったらもう復活は無理かと思います。
 ネットの修理情報やらNHKのブラウン管テレビの本で勉強しながら、ぼちぼち直していきますよ。
posted by 難波鷹史 at 22:11| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | テクノロジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月25日

Lenovo YOGA Tablet 2-830L の不具合

イッターとかやめっちゃったので、ブログの方の更新で、マニアックな一部の読者の役に立つ情報を発信できればと思っています。
 さて愛用しているLenovo YOGA Tablet 2 なんですが、ちょくちょく起動しなくなり、電源とボリュームボタンの長押しをしてもダメって場合は分解して、本体とバッテリーとの接続を遮断する必要があります。
で、ボディの裏のラベルに隠されたねじを外して、こじってパカパカ開けていくわけですが、マイナスドライバーでやると必ず傷つきます。ほっともっとのプラスチックのスプーンでやると傷つきません。

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 こんな感じでパカパカやります。本体を裏から見て電源ボタンのある位置から半時計周りの順で外していきます。
爪の方向の構造上、逆から外すと爪を折ってしまうかもしれません。

 バッテリーを再接続して起動すれば元に戻った感じになりますが、一応初期化してすべてやり直せば、当分持つでしょう。
不具合の原因は、ファームウェアにあるのかなと思っていますが、ネットの情報とは違いシステムを最新にしても、起動しなくなることはありますね。

 最近はまっている珈琲菓子はこれ! 
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 このリバースって番組は知らないけど、コラボが終わると、この商品がなくなるかもって思うと物悲しいです。

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 ハウス「好きやねん」ラード手羽焼風味。
 ラードとニンニク醤油をプラスしてあります。これで改悪前の「好きやねん」に似た味になります。お試しを!

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posted by 難波鷹史 at 15:04| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月13日

液晶モニター「DELL E178FP」の修理

DELLの液晶モニターの話。

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 この4:3の時代遅れのモニターですが、これが僕の周囲に3台あります。
一台は自宅、一台は職場で使っているTOSHIBA TX/66CM のサブモニターとして、もう一台は退職した方の置き土産として、これまたデザイナーさんのサブモニターとなっています。結構この4:3のモニターはサブには持ってこいです。
 これ結局全部、もらいものです。はっはっは。

 先日、その置き土産の方のモニターが、壊れました。
 電源をいれて一瞬、画面が表示されますが、その後消えてしまうという症状です。

 インバーター回路とよばれる部分がダメになるということで開けてみた。

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すでにコンデンサーが悪いって見た目で分かります。

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 放熱板寄りの一本、海外製の容量330μF耐圧35V耐熱105°品です。
とりあえずこの3本とも交換しました。コンデンサは前にプリンター修理したときに多めに購入していたものが使えました。
PC基板と違いスルーホールが大きくて、シュッ太郎ですぐに半田が取れて穴が抜けてくれます。
気持ちのよい修理でした。

 ゴミで捨てられてリサイクルされるかもよくわからんご時世です。とことん修理して使いましょう。

 CRT(ブラウン管)じゃないので、不良個所が分かりやすいですね。

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 白バラコーヒーこっぺぱん これうまい。
 なぜこの中のクリームを売ってくれないのかと…。
 雪印コーヒーソフトは僕の期待を見事に外してくださいました! もうイオンにも置いてません。あれはダメだ。

posted by 難波鷹史 at 22:15| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月03日

マザーボード MSI P35 NEO-Fの再修理

2007年のMSIの迷作マザーボード「MSI P35NEO-F」関連の修理です。
ネットをいくら検索しても、どうしようもないマザーはあきらめられて、捨てられるか部品取りにされる運命でして、このマザーも同じような感じでしつこく修理する人はいませんね。

 もともと設計もよくなく、CPUファンの熱風が液体電解コンデンサーを直撃するような仕組みでした。
 こんなグダグダな製品にわざわざコンデンサーを付け替えてまして、2012年に再復帰させたのですが、昨年からまた調子が悪く、ずっと修理をしていました。普通ならあきらめて新しいものを買うでしょ。今年で製造されてから10年経ちますもん。

 ことの発端は昨年8月。
 対応する上位CPU Core2duo e8400 を知人よりいただいた際に、速くなるんならということで、CPUを換装した。
ところが、BIOS画面が途中でハングアップしたり、定格なのに「クロックアップしすぎなのでやばいよ」みたいな警告がでる。

 2017-04-02 18.56.45.jpg
 この警告はCPUを認識して、正規のクロック3Ghzが入力されてから、異常が出るみたいです。
 BIOSバージョンはこのマザーのバージョン V1.0 に対応する「V1.A」です。最終バージョンである「V2.1」も入れてみましたが、やはり動きませんでした。CMOSクリアをすれば初動はできますので、BIOSを戻すこともできます。

 以上のことからCPUが壊れていると判断し、CPUをもとに戻して使用してましたところ、なんだかバンバン、ブルースクリーン(以下、ブルスク)がでるようになりました。
おまけにHDDの論理破壊まですすみまして。さすがにマザーボードを壁に投げつけてやろうかと思いました。
もともと2015年にWindows10にした際にメモリーの電圧を強めに調整しなければ、ブルスクがでるマザーだったんですが、いくら電圧を変えても安定しません。

 Memtest86+でメモリーチェックをしたところ、エラーがでたり出なかったりします。
 メモリーの接触不良もあったようで、端子をピカールで磨いて、クレの接点復活剤で仕上げ、さらにスロットも2000番の耐水ペーパーで磨きました。テスト結果の良かったメモリースロットでテストして、メモリーそのものに異常がないことを確認しました。
 しかしスロット4だけ、どのメモリーをテストしてもエラー続出。これはスロット側またはマザーボードに原因があるということです。

 その後、マザーボードを中性洗剤と流水で洗って、乾かしたり、配線切れがないかパターンをチェックしましたがなにも見つかりません。
 配線に異常がないんだったらメモリーコントローラーだろうということで、チップセットの接触不良ではないかと思いました。

 よくビデオチップの再リフローとか修理でありますし、僕もやりましたが、あれのチップセット版です。ほんとはチップを剥がして半田ボールを使って、再ハンダしたいところですが、専用の機械なしでやるには大変そうです。

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(写真 下方にあるヒートシンクの下にあるのがIntel P35 ノースブリッジ)

 ヒートシンクを外して、周囲をアルミテープで覆って、ヒートガンでチップを温めます。専用のリワーク設備があれば温度の設定もできるんですが、ヒートガンの場合は温度計は必須でしょう。220度ぐらいで半田がとけますが、それ以上だとチップが壊れてしまいます。 実際、別のビデオカードのチップを修理してたところパキッと音がして壊れました。温度計は必須です。ぜひ買いましょう!

 で、温度計はないので適当に7分ぐらいアツアツの熱をかけてあげました。

 自然にさましてから、元通りに組上げます。


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(ノースブリッジの放熱板とCPUファンの放熱板を、ジャンクの放熱板で適当に連結)

 おそらくこの時点でメモリーエラーはなくなると確信していました。原因はノースブリッジの冷却不足。
 このマザーボードはCPU周辺のコンデンサーを交換した際に、小型のコンデンサーが手に入らなかったので高さを稼げる大型のCPUクーラーを取り付けました。CPUはばっちり冷えますし、コンデンサーも熱風にさらされなくて済みますが、そのときに純正クーラーでは下に吹き付けられていた熱風が、熱風より熱いであろうノースブリッジの放熱板にまったく来なくなりました。結果、熱を持ちすぎて半田クラックを起こした! ということかと。

 ノートPCにおいてビデオカードのリフロー修理で症状が再発するのは、冷却不足が解消されないためです。デスクトップならまだ改善の余地があります。
 写真のように、ノースブリッジの熱が、CPUクーラーの放熱板へ逃げるように細工しました。写真のギザギザに見える板はねじ穴補修キットという商品(ブリキ板)です。
 ジャンクの放熱板がなければアルミ缶を切った貼ったしてもなんとかなるかもしれませんね。

 以上、すべてのメモリーを積み込み、Memtest86+でチェックしたところノーエラーでした。

 起動できなかったHDDをつなげて試してみると、何回か修正しながら再起動を繰り返して、なんとかログイン画面までくるようになりました!
 2017-04-02 23.49.43.jpg
 (もうこの写真がきれいでかなわん) 

 このあとも、メモリー電圧を盛ってないので、Windows10のメモリーチェックではメモリーに問題ありと診断されたり、ブルスクが発生しましたが、おそらく、たぶん! 電圧を盛れば正常に動くでしょう。
2017 6/6 追記
 メモリーの電圧を1.95Vに上げて、windowsのメモリー診断を実施しました。
 2017-04-06 11.17.07.jpg
 問題なく完了しました。
 なお、起動DVDであるwindiag.isoを作るMicrosoftのツールは現在MSのサイトからなくなっています。他のサイトで配布されているツールから作成してくださいね。
  

posted by 難波鷹史 at 19:08| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月27日

eKワゴン 初代 H81W 整備

っ、安かったのでこの車なんですが、楽しさポテンシャルで言ったら、ジムニーの足元にも及ばない。
でも、普段使いにはとてもいい車です。

 ek_m.jpg(eKワゴン平成13年式)

 1月22日の夜日から、いきなり後ろからバタバタと音がするようになりました。
 よくこのキーワード「ekワゴン 後 異音」などで検索すると、ハブベアリングが規定以上のトルクで締められて、ベアリングが壊れた音 とありました。しかし、今回は停車しててもバタバタ鳴ります。

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 原因はこれ! 排気管がバンパーに接触しておりました。

 2017-01-24 12.40.46.jpg

 排気管のタイコ部分にぐるっと亀裂。これで構造バランスが崩れて、排気ノズルがバンパーに接触したってわけだ。
 ここが弱くなって、横にもたれかかってくること考えたら、そもそも設計が悪いような気がしてならない。
 横に行こうとする力が絶えずかかってくるわけだからね。この弱い溶接部分に。

 それで15年かかって走行距離が4万いかないぐらいだから、排気ガスにある水蒸気が蒸発せず排気管の中に絶えず存在したことを考えれば、走ってなくても排気管がさびてしまうんでしょうね。

 2017-01-25 11.56.29.jpg
 とりあえず、クルマを購入したショップに相談したら、中古の排気管をおすすめされました。
 しかしそれまでは、なんとかしないといけませんので、上の写真のグッズで応急処置をすることに。

 2017-01-25 12.56.08.jpg
 まぁでもね。ジムニーじゃないから身体がろくにクルマの下に入らない。普通のクルマってこんなに車高が低かったんだ。
 適当に針金で惨事にならないように、つりさげるのが関の山。 で、片手で、ほにゃららーとパテをつけてみました。



 2017-01-25 12.55.45.jpg
 横に持たれているノズルも、左に寄ってよねって感じで、針金で引き寄せる。


 2017-01-25 12.55.50.jpg
 これでなんとか交換作業まではもつでしょう。しかし上の写真でもわかるように中からさびてるのがよく分かります。

 排気管をほぼ完ぺきに治したいなら、GM-8300ってすごい金属パテが存在しますが、フロアジャッキがなければ、どうにもなりません。っていくか中のさびは取りようがないかもしれませんけどね。
posted by 難波鷹史 at 17:18| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月14日

加湿器HV-P50CX その2

品が到着。注文した日が発送連絡があって3日目に送られてきた。
 クロネコメール便って、クロネコの配達員じゃなくて、年配のご婦人が配達してたりして? と冗談いってたら、本当に自転車で普通のおばちゃんが配達しているのに出くわした。

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 (なんだか形が違うタクトスイッチ【SKHHBVA010】6mm角タクトスイッチ(ステム高さ:7mm))

 さびたタクトスイッチを取り外して、送られてきたタクトスイッチを比較…。左が取り外したもの。
 あれぇー形が違うよ。

 さてどうするか…。
 なんとか足を折り曲げて、スイッチのボディに半田ごて押し込んでみた。またスイッチを注文するのがめんどくさかったのだ。

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 (足を折り曲げて、真ん中から伸びるように加工 もう一方端の足はカット)

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 (左、さびたスイッチとの比較 右 なんとか取り付けたタクトスイッチ)

 足が短いので適当に半田を流しても接続できず、パターン側から切り取った電子部品の足を通して、なんとか半田付けした。
 半田付けしていない端の足は、瞬間接着剤で水平になるように固定した。

 ボディに組み込むと、電源ボタンがカチカチ押せない…。でも基板を締めすぎず、軽く締めると、ボタンが子気味よく押せる。
 ほう! これはスイッチを加工した分、押されるタクトスイッチがボディに接近してしまったため中途半端に押されている状態になったため。この差はたぶん0.5ミリぐらいだろう。
 電源スイッチの一番近くにあるボルト部分の基板の表面に0.5o圧のワッシャーをかまして(PCのマザーボードを固定しているボルトの茶色い紙のようなワッシャーね)、ボルトで締めることでタクトスイッチとボディとも距離を確保。

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 (メーン基板のこっちのコンデンサーも1個だけ交換)

 ちなみにメーン基板で1個だけ取り替えたコンデンサーも、テスターで調べたらまだ大丈夫だったぽいね。
 まぁ、予防処置だからいいか…。

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 (修理完了した加湿器SHARP HV-P50CX)

 修理完了。電源もカチカチ押せて、反応しないということはなくなった。

 で、なんでさびたのかなんだけど…。
写真のオレンジ色の電源ボタンの位置のすぐ近く、水タンクと接する壁面に(たぶんセンサーのためなんだろうなあ)小窓のスリットがあって、そこが透明のプラスチックの薄い板が両面テープで張り付けてありまして、それが取れてた。それで湿気が入って、さびたっぽいね。

 ここも新しい両面テープで塞いでおきました。

 まだまだ長く使えそうですよSHARP製品!


posted by 難波鷹史 at 22:25| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月12日

加湿器HV-P50CX その1

湿器が動いたり動かなかったり、具合が悪いというので分解した。
SHARP HV-P50CX という機種です。

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 (SHARP HV-P50CX)

 確かに電源ボタンは、ちょっと強めに指を押し付けないとスイッチが入らない。
 でも、スイッチがまったく入らないということはありません。もしかしたらケーブルが断線してスイッチが入らないことがあるかもということを考えて、いくらかケーブルをこねくり回してみたけれど、スイッチは一応入るなあ。

 電源ケーブルはなんともないみたい。

 なにかの拍子で本当にスイッチが入らないこともあるのかなと、電源スイッチを見てみた。

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 (スイッチ類基板)

 電源が入りにくい原因はこれ! タクトスイッチを覆う赤さびでした。なんでこんなところがさびるんだ?
 これだとタクトスイッチ内部のさびの粉の状態で、電源がまったく入らないということもあるかもね。

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 (メーン基板部分)

 コンデンサーを使ってるところがあったので、こちらも交換しようか? 今後の予防のために…。

 かくしてタクトスイッチ1個とコンデンサー2個を注文することに。
 しかしコンデンサーが1個見つからないので、今回は1個だけ交換することにしよう。


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 (内部)

 結構、中も汚れてたので掃除するよい機会になった。


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 バラした本体を徹底的に洗って、注文した部品の到着を待つことに。
 クロネコメール便なんで日数がかかるんだよなあ。
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posted by 難波鷹史 at 15:33| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月05日

石田てっぺい 高槻店

「石田てっぺい」というラーメン店の高槻駅前店グランドオープンキャンペーンで、すべての店舗で12月4日まで替え玉無料だというので、行ってきました。当然、高槻駅前店に行くと思ってたら、実は、高槻駅前店のオープンは12月中旬らしく、肝心の駅前店がオープンする前に替え玉無料は終わってしまうという良くわからないキャンペーンです。
行ったのはほとんど茨木市の堺目にある高槻店でした。

 広告のうんちくには、このようなことが書いてありました。

 豚骨ラーメンといえば、豚骨を継ぎ足しで高温でスープを作り続けるというのが当たり前だったのですが、それでは客が来なくて、廃業も覚悟してて、注文の度に手鍋でスープを沸かすという、これまでのスープの製法とは違うことをしたら「こんな豚骨ラーメン食べたことがない」とか「こんなん豚骨ラーメンと違う」というそれぞれ意見が飛び出し、お客さんも増えて、何店舗も展開することができました。ありがとう。


 という要約すれば以上の内容だったかと思うのですが、期待をかけてどんなラーメンか食べてみました。

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 (細麺の固め、濃厚煮干しとんこつラーメン)

 おー、煮干しの風味と濃厚な豚骨の感じは、昔、食べた「豚の骨」という店の煮干し豚骨を思い出します。細麺だけどかなりいい感じです。
 豚の骨の豚骨ほどくどくなく、油分はまださっぱりしていますが、それでもドロドロしています。コクもある。

 あと味も化学調味料を感じさせるものは一切、舌に残りません。いいね!

 でも、このスープは強火で炊き続けた従来のスープとなにが違うんだろうと思いました。

 麺とスープは大好きなんですが、商品上、よくない点があります。
 それは具です。チャーシューはかなり甘めで僕好みではなかったんですが、炙ってある点など、なかなか評価できます。しかし問題はそのボリューム…いや見せ方なのかな。
 店はいろいろなトッピングを用意しているのですが、ラーメンというのはやはり一食で完結していてほしい食べ物だと思うんです。
 写真で確認できるのは、薄いチャーシュー2枚、海苔一枚、ネギ、以上。これでは少なすぎます。どう見ても未完成な感じがするんです。

 最近のちょっとチェーン展開している白濁とんこつラーメン店につきものなんですが、ラーメンをテーブルに運んできたときの印象で、たいがい具がしょぼくて、客をがっかりさせるパターンが多い気がします(ずんどう屋、河童ラーメン、一蘭、とかね)
 博多とんこつラーメンってもともと、こんなんなんでしょうか?!
 中華料理店のようにラーメンがメーンでない店では、これでもいいんですが、680円ほどしているわけですから、チャーシューの厚みか枚数を増やす、メンマをつける、ネギのデフォルト量を増やすなどして、なんとかこの「ココ壱番屋のポークカレー」のしょぼさのような状態を改善してほしいと思います。

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 (金久右衛門 祇園店の無添加ラーメン)

 上のラーメンの具の配置を見てほしい。未完成な感じはしないと思います。
 いい具合に下の麺が見え隠れしています。具はチャーシュー、ネギ、きくらげと決して多いわけではない。
種類や具の絶対量が多いというよりは、どれだけ下の麺を隠せるかにかかっているのかもしれませんし、器の選択にもコツがあるのかもしれませんが。

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 (麺処蛇の目屋の煮干し鶏ラーメン)

 こちらのラーメンは配置が美しい。チャーシューは鶏と豚(だったかな)とメンマ、白髪ねぎとみじん切りの白ネギ、上の葉っぱはなにか忘れました(ミントかな)、あと海苔。やっぱりしょぼく見えないように、見せ方もボリュームもかんばってる。

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 (石田てっぺいの煮干し豚骨ラーメン)

 ほら、なんだか寂しいでしょう? 器がでかいのかなあ。



posted by 難波鷹史 at 22:42| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする