2018年05月28日

CZ-601Dの整備の続き

に盛大にばらして、コンデンサ交換したX68000のテレビの続編です。
今回の作業で、黒レベルのふらつきは多少ましになった感じ、ただ完全ではないようで、どなたかさらなる修理方法をご存じないかお便りくださいませ。

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 現役のX68000使いの方でも、当時のブラウン管をそのまま修理して使っている人が多いのか少ないのかわかりませんが、変換器を使って、昨今の液晶ディスプレイに表示している人のほうが多いような気がします。
僕はやはりきれいな光を発してくれるのは液晶テレビではなくブラウン管のような気がして、29年経っても手放せません。
 今回は炭素被膜可変抵抗の部品を洗浄し、接点を磨き組み立てました。

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 上記の可変抵抗、いわゆるボリュームです。この裏の部品は次のようになってます。

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 はんだシュッ太郎で半田をとりまくり、回路を外します。
 可変抵抗の回路は一体で作られていて、ここで部品交換は不可能であることを悟りました。こんな特注品、市販にないだろうし、シャープに在庫しているなら交換できる可能性はあるかもしれませんが、現物修理できるならそれに越したことありません。

 さて、回路のケースはプラスチックのリベットで止まっているので全部、ナイフでこそぎ取ります。

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 これをナイフでこじって開けます。

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 おっとこっちの写真は押しボタン系の回路だった。
でも大体にたような感じで、黒っぽい炭素被膜があるのは同じです。これをイソプロピルアルコールと綿棒で汚れを取ります。

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 こちら可変抵抗のつまみ部分。これも、ピカールで磨きアルコールできれいにして、ソレイド(部品を掃除したり、被膜を除去する道具)で接点を気持ち起こしておきました。これで接点不良によるふらつきはなくなるんではないかと思います。
 炭素被膜側は金属接点が触れる部分のみ、つるつると光沢があったので、やっぱりすり減って抵抗値が安定してないのかと思います。

 このすり減って薄くなっている感じの部分、これの修復方法はないんかい! てところです。
 HBの鉛筆でざっとなぞっておきましたが、効果があったのかは分かりません。

 洗浄と磨きと、気休めの鉛筆なぞりが終われば、組み立てなんですが、切り飛ばしたリベットどうしようか?

 なんとはめてみたら、簡単にははずれなくなって安定しているようでこのまま半田付け。

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 同じ写真で申し訳ないが、この状態からでは、ナイフでこじらないとあかないぐらいの強度はまだある。
 開け閉めを繰り返すと、ガバガバになるかもしれませんが、そのときはそのとき、リベットに溶かしたプラスチックを溶接するか、ホットボンドで留めるか、プラモ用の接着剤でプラ板で作ったリベットの頭をくっつけるか、手はあるでしょう。

 で、写真は撮ってないけど、黒いシーンが印象的なファミコンソフト、「アルゴスの戦士はちゃめちゃ大進撃」とか「グラディウス」とかでテストプレイしてみました。

 施工前はかなりのバンド幅で黒レベルがふらついていたのが、ぱっと見では全然安定してる。
 黒レベルを上げて明るくしてみると、短い幅で暗くなったり明るくなったりしていました。完全修理とはいきませんでしたが、おおむね普段使いでは問題ない感じです。

 この細かい明暗のふらつき、もし可変抵抗が原因なら、カーボン系の導電塗料を薄く塗るとかで改善できそうだけど、やってる人ネット上でみつからんし、僕がやってもっと悪くなったらこまるやん?! ダメになった同じような可変抵抗部品で試してみるしかないなと思う。

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 本体のX68000 ACE はまだ修理中。PCライン(黄色)をGNDに落としてくれるトランジスタの動きが怪しいんだけどね。
 付け替えてまたテストします。すでに断線の修理とかクロック回路などの再接続もやって、それでも、背面のメーンスイッチだけで電源が入ってしまいます。トランジスタが原因でないなら、もうだんだん打つ手がなくなってきたよ。


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posted by 難波鷹史 at 15:26| 京都 ☁| Comment(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月21日

Nexus7のUSB端子の交換修理

人からタブレットコンピューター Nexus7(2013)の修理依頼。
 USBケーブルを差しても充電がオンにならないという症状で、差し込んだ感触がゆるゆるになってました。接点復活剤をぶっかければ、しばらく通電するみたいですが、結局元に戻るみたいで。
 ネットで検索したら、これの持病らしいです。

 この機種、背面のボディがはずれにくく苦労しました。なんとかプラ系のスプーンやキャッシュカードを使って、隙間からこじ開けてボディを外しますが、かなり硬い。
 USB端子がボディに引っかかって、曲がってしまいましたよ。どうせ交換するからいいんだけどね。

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 部品のとりはずしは、はんだシュッ太郎で古いはんだを吸いとれば簡単にはずれました。
 取り付ける前に、基盤の表面をはんだ吸い取り線できれいに拭います。

 交換部品はAmazonマーケットで見つけたあすか修繕堂さんの販売してる交換部品で、個人業者さんから368円で買えました。

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 右が取り外したMicroUSB端子、左が新しいもの。新しい物はうっすら金メッキがかってて道通が良さそう。


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 新しい部品を取り付けて、基盤の歪みをラジオペンチを使って直します。

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 端子の細い5本の線と基盤のランド部分には、あらかじめフラックスを塗り、はんだメッキをしておきます。
 左右4つの基部にはんだをしてから、5本の端子にはんだをして交換完了。

 なお、5本の端子は非常に小さくて、僕が使ってる拡大鏡でははんだの接続状態を目視で確認できませんでした。
 一度、5本ともはんだを、どさっと盛ってから、はんだ吸い取り線とフラックスを使って、はんだ量を調整すると、うまく5本の端子が接続します。写真をよくみると、離れているようにみえるなぁ。

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 ネットで得た情報ですが、上の写真のようにコピー用紙をはさんでおくと、タッチパットの反応が向上するんだとか。
 せっかくだからやっておいた。

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 はんだのコテ先はナイフ型をおすすめします。
 寝かせば熱伝導率も高く、はんだが溶けやすいし、尖ってる部分は細いところのはんだもできます。最近はこれ一択でなんとかなってます。

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 今回の不具合なんですけど、使われているUSB端子メスの接触不良だと思います。
 使い方にもよりますが、振動やら抜き差しのストレスで、5本の端子の細っこい部分のはんだが割れたのでしょう。
 交換前のものは若干端子の線が細い感じがします。端子を交換するまでもなく、再はんだとUSB端子のボディの締付けだけでも、修理できるかもしれません。
posted by 難波鷹史 at 02:09| 京都 ☁| Comment(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月17日

パン焼き機壊れた→直す!

いパン焼き機なんだけどね。シーシーピーのBONABONA BK-B67です。
つきたてのお餅が食べたくて買いました。
お餅をついたあとはすぐに水につけて洗わないと、ヘラが回らなくなります。我が家はこれで釜を買い替えるはめになりました。

さて、今回はモーターの音はするけど、こねるヘラが回ってくれないという故障。
かれこれ約2年使ったかなって感じです。
6000円くらいの家電だし、普通なら捨てる人多いだろうね。


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 僕は捨てませんよ。

 分解してみよう。なお、自己修理はなにがあっても自己責任だからね。自分の行動に責任が持てる人だけ行ってください。

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まず、釜の底のねじを外して…。

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上部にあるゴムを取って、中にあるねじを外します。これは数本あります。

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フタも取らないと、ねじが外せませんので、フタを取るんですが、蝶番の部分は写真のようになっています。
上あるいは斜め手前上で、引き抜くと、取れる構造になっています。

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なんと、蝶番のところにあるねじの頭が錆びきってしまい、ドライバーを受け付けませんでした。
仕方がないので、ねじの頭に、強めのショックを与えて、ねじ山(頭じゃなくてドリル部分のプラ側ね)を壊してから、ボディをねじごと引き抜きました。

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この蝶番の右側のネジだけは、なしになりますが、仕方がない。

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センサー類と電熱系のケーブルがありますね。これらの接続を覚えておいて、バラしましょう。

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無事に釜のカバー部分が取れました。これを取ってみると…。

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ベルトが落ちてます。
原因はこれでした。なんで外れるのか意味が分からない。

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ベルトをプーリーにはめてみます。結構なテンションがあって、やっぱり外れた理由が分からない。

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よーく見てみる。
軸がね、ちょっと傾いてる。これかな原因は。
軸が元に戻るか、手で曲げてみましたが、変化がありません。
おそらくプーリーはプラスチックなので、歪んできたのかと思います。
とりあえずプーリーとベルトが接触する部分に、クレのシリコングリスを塗って、引っかかって外れる可能性が低くなるようにしておきました。

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制御基板。コンデンサー3個使ってます。105℃のものが使われていて好感度アップ。
50V 220μF ×1
25V 470μF ×2

制御で誤動作するとしたらこれが原因になるでしょうね。

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ボディーを中性洗剤で洗ってきれいにしてから、組み立てます。
釜の底部分もきれいにして錆び防止のためにシリコングリスを薄く塗っておきました。

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性能確認テスト。
ボディーのネジのゴムでフタをしますが、この時にもシリコングリスを詰めて、ねじが錆びないようにしておきました。
本当に錆びないかどうかは知りませんけど…。

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ほっ! 修理完了。
ちなみにこのシーシーピーって会社。昭和30年創業の結構古い会社ですが、なんと平成18年にバンダイナムコグループでバンダイさん100パーセント出資の会社となっていました。
びっくりしました。バンダイさん家電もやるんだ!

ちなみにこのパン焼き機はまだシーシーピーの現行機種のようです。
これからも我が家のパンを焼いて行ってね。ボナボナくん!



posted by 難波鷹史 at 22:50| 京都 ☔| Comment(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月28日

CLEVO M73SRの修理の続き

フオクで落札したやつが来ました。Clevo M73SR。
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 メモリーは1GBが二枚で2GB、CPUはcore2duoと聞いていましたが、表記誤りではなく本当にcore2duoになっていました。CPUはピンの配列はそのままで簡単に付け替えることができるようです。

 それと出品者さんに「Windows10にアップグレードしていて、画面に縞模様が出る」などと聞いていて、落札前の質疑応答では、青とうす青との縞模様と聞いていましたが、全く思っていたのと違う症状でした。原因はディスプレイドライバーがWindows10に対応していないためでした。

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 (よく目を凝らすと、等間隔でおかしなラインが見えます。前オーナーが言いたかったのはこのことだった)

 ログインパスも不明なので、とりあえず動作確認は完了。

 マザーボードを修理品預かりの筐体へ入れ替えて、スイッチオン。ちゃんと起動しました。預かり品は純正状態のWindows7でしたが、やはりこちらではおかしなライン表示はなく正常でした。

 試しにWindows10へアップグレードしてみました。アップグレード対応期間は終わっていますが、ものは試しです。

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 縞模様の不具合の原因はこれ SiS Mirage 3 Graphics これのWindows10対応ドライバーをシリコンインテグレーテッドシステムズが作ってくれないこととMicrosoftの汎用ドライバーでも対応してくれていないので、どうにもならない。

 アップグレード終了して、認証情報を確認しました。

 おや?! 認証が通ってるぞ! しかしプロダクトキービューワーで見ると、見覚えのあるプロダクトキーが表示されていた。我が家では10年落ちのデスクトップ二台(再修理したMSI P35含む)、ノート一台(TOSHIBA TX/66CM)をアップグレードしてWindows10にしましたが、その際にどれかに付与された(当時はそのままWindows7,8のキーを使わなかった)キーと同じもののようなのです。

 理由はさっぱりわかりませんが、Windows7のプロダクトキーを入力してもう一度認証してみました。

 うん、やっぱりちゃんと認証されました。

 ドライバーの不具合を解消できないか、いろいろとネット上のドライバーファイルを当たってみましたが、無理でした。
 MicroSoftが対応してくれるまでアップグレードはお預けのようです。今回は認証を通したので、おそらく将来的にアップグレードできるタイミングが来るかもしれません。

 これで修理完了ということで、マザーボードの交換などと、末端にわか修理屋らしく不甲斐ない結果になりました。


 ところでね。このガラクタ確定のマザーボード。
 あきらめきれずにショートしてそうなチップコンデンサーとか、一個だけ外してから、今回の交換作業を行ったのですが、最後に電源が入らないのを確認しようとケースを組み込んで、電源ボタンを押したらさー。

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 なんと起動するではないですかー! しかしチップコンデンサー三個ほどありませんから、おそらく電力不足でこのまま使っても長持ちはしません。また適当なチップコン買いそろえて、復活させますよ。

 かなり、今回の修理は結構苦しかったですが、まずまずの成果でよかったです。



posted by 難波鷹史 at 18:34| 京都 ☁| Comment(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月23日

CLEVO M73SRの修理中

つも右往左往しながら、確定申告するんだけど、今期分未払い分の法人市民税や府民税の差の分だけ、別表5と4で整合が取れなくなる。だいたい欠損金とかの記入を忘れていたり、最初から金額の転記場所を間違っていたりするだけみたいなんですが、毎回ずれますね。

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 8月13日の日曜日、大阪から撤退した京都大安の漬物を求めて京都横大路へ。
 ついでに、大安の向かい側にあった「たかばしラーメン横大路店」で遅めの昼食を取りました。加減のいい化学調味料入りのラーメンも久々にうまいです。少し舌に残りますが…。悪くない。なにより新鮮なネギがおいしいです。

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 さて、表題の件です。現在のところ、修理依頼のあったパソコン工房clevo M73SR (celeron dualcore)を修理していまして、いろいろ思い当たることをやったんですが、直らないんだよね。
症状は、電源ボタン押しても反応がないとのことで、症状をみようと思ったら、最初は普通に起動しました。

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 時計がリセットされていたので電池だけ交換して、終了! とウキウキ気分だったのですが、次の日に試しに起動してみると、電源ランプは光るんですが、2回点滅して、無反応となりました。

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 (右が電源ラインのランプ。左がパワーLEDオレンジはバッテリーありの表示。これが緑になり2回光ってそのままオレンジ)

 「これか! 電源が入らないって症状は!」って思いました。

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 無理やりつけられた電解コンデンサも交換したり。

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 温度をチェックしながらのリフローも行いましたが無理で…。

 テスターでGNDと+側を調べると、導通があるんですよね。どっかがショートしているみたいです。

 依頼者に「僕には直せない。ただの素人でした。ごめんなさい」って…諦めることもできますが、そこは基板交換しても(じっさいにはそんなの修理できたとは言わせないけど!)「直したよ」って言いたいじゃないですか?

 で、ヤフーオークションで同型機を落札しました。マザー交換のドナーにしますが、修理中のこのマザーはしばらく格闘を続ける所存です。

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 たぶんチップコンデンサーのどれかがショートしてるのかな?

 ショートしているチップコンが分かったとして、近場の同じ大きさのチップコンを取り外して、静電容量を計って一番耐圧のあるものを注文して交換とかなるんかね。プロの人たちどうやってるんだろう? こんな小さな部品、一切表記なんてないからね。

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 (取り外したらいきなり壊れたチップコン。既にもろかった模様。これも原因のひとつかもしれないが、こいつを適当なチップコンに付け替えてもショートは直らない)

 ではまた次回!


posted by 難波鷹史 at 16:22| 京都 ☁| Comment(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月26日

バッファロールータ【WZR-AGL300NH】の予備修理

まにネットが切れたり、反応しないときって、古いWIFIルータにはよくあります。
 そんなとき仕様的にも古いし、普通の方は新しいもの買うでしょ。しかし僕は買わない。修理して使い倒す!
 黎明期のルーターならともかく2009年以降のルータはある程度速いし、技術的にも成熟していますからね(たぶん)。

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 (2009年12月稼働開始の【WZR-AGL300NH】)

 なにかと再起動の回数が増えてきたので、本格的につながらなくなる前にメンテすることにした。

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 (ボディをあけたところ)

 上の画像、結構金属のシールドでしっかり囲まれて、うまく冷却されるように気を使ってます。
販売価格も子機とセットで一万円越えだったので、こういうのって価格に反映されるんだということがよくわかります。
 本来ならシールドを取って中のチップの足を再ハンダしたいところだけど、シールドの一部だけハンダで止めてあるのではなく、周囲ぐるっとハンダ付けしてあって、外すのが大変そうでしたので、今回はコンデンサの交換と見えてるチップだけハンダを乗せておきました。

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 (交換したコンデンサ 間にあるのはコンデンサではなくコイル)

 使っているコンデンサは以下のとおり。

 10V 470μF 2個
 25V 330μF 1個

 25V 330μFはプリンター修理時に大量に購入してしまったJACKCON社の50V 330μF(写真の右のやつ)があったので、そちらを使用。
 容量が同じであれば、耐圧が高い分には使用しても問題ありません(大きくなるかもですが)。

 よくわからないんですが、テレビなどの基板のハンダに比べて、PCのマザーボードやバッファロールータのハンダは、艶がなく、こて先を当てても、全然溶けません。フラックスを塗って新しいハンダを盛ってから一気にシュッ太郎で吸い取ります。
あと、この基板。スルーホールが小さくて、部品の足がぜんぜん入りませんでした。グリグリ回しながらなんとか差し込めました。

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 (もう1個 手前のチップの足も再ハンダ)

 チップの足を再ハンダする際はフラックスを使ってください。使わないとハンダがすぐに粘ついてすぐに足と足がくっついてしまいます。そういう場合も、フラックスを塗って温めれば、表面張力でハンダが足だけに乗るようになりますよ。

 以上、蓋をしめて完了。

 これで再起動の頻度が減少すればやった甲斐があったかと思います。

 再ハンダのテクニックは、電子制御のクルマのカギなんかも直すことができます。ハンダの供給までしなくても、溶かしなおすだけでもOKです。




posted by 難波鷹史 at 22:27| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月19日

続CZ-601Dの色付きコンデンサーについて調べてみた

場近くの四条烏丸の大丸前に、ウェンディーズバーガーがファーストキッチンと一緒に新装開店しました。
京都桂のダイエーにあったウェンディーズが2009年の暮れに撤退して約7年半、やっと肉感あふれるバーガーとチリビーンズが食べられることに感謝です。

 さて、X68Kのブラウン管モニターの続きです。
 実は修理完了時には、一定のリズムで映像が一瞬明るくなる症状が出ていて(これは修理前の明暗がふらつく現象とは明らかに違う感じ)悩んでいたのですが、ファミコンの映像端子の接触不良なのか何度かゲームで遊んでいるうちに症状が出なくなりました。
 PS2、スーパーファミコン、XBOX、サターンと試しましたが、ぜんぜん大丈夫でした。

 修理で取り換えたコンデンサーについて色付きの見慣れないものが数本あったので調べてみました。

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 ニチコン製 200V 47μF
 よくみたら105℃品で、修理につかったのは85℃品でした。
 (M)の表記は静電容量の誤差の範囲を示しているようです。PCは製品名の略号でしょうね。H8818は製造年月を表しているのかもしれません。ニチコンのカタログを見ますと135℃品にこんな色がありました。高温度対応品にこういった色を使うようです。

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 日本ケミコン製 50V 0.1μF 

 85℃品。四角っぽいマークなのでやっぱり日本ケミコンのコンデンサーでしょうか。LL は商品名ですかね。
 色が特殊に感じるのは、昔の製品だからでしょうね。

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 日本ケミコン製 50V 0.33μF
 上記と同じ製品の容量違い。

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 ニチコン製 50V 0.46μF
 黄色ですがニチコンでした。最近の製品はブラウンかブラックがほとんどなので、なんだか特殊なコンデンサーに思えます。

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 ルビコン製 16V 10μF
 85℃品、Mは静電容量誤差 CEはリード線の加工についての長さ表記のようで、Wも似たような形状に関するもののよう。
 746は商品名かね。意味わからん。

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 ルビコン製 50V 1μF
 同じく上記と同じ商品で、電圧と容量が違うもの。回路上に大量にある50v 1μFのコンデンサーなのに数本だけルビコンでした。結局、部品の調達で製造元が変わっただけであまり意味はないようですね。

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 こちら側面基板についてた日本ケミコンの大きなコンデンサー。よくみたら105℃品でした。
 85℃品でも問題なく動きますが、105℃品が使われるってことは、85℃品の部品がなかったわけではなく、高温部分になるので採用しているんだと思います。寿命が来るのが早いかもなぁ。



posted by 難波鷹史 at 20:28| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月12日

SHARP CZ-601D 15型カラーディスプレイテレビの修理

こ何週間かGW以後、休日の空いた時間でX68000のテレビと格闘しておりました。
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 (SHARP CZ-601D(B) 映像を映したところ)

 今年の入ってから電源を入れて、10分間ほどテレビの明るさがふらつくようになったので、基板の接触不良を疑って怪しいところを再ハンダして、組み上げたらビデオ信号が映らなくなりました!! っていうのはツイッターかなにかで書きました。
 昨日、修理が完了したので報告です。

  テレビをばらしてみたら、ホコリのすごいこと! 28年分のホコリです。

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(底基板を取り出したところ)

 これを一気に水で洗いました。中性洗剤と使い古しの歯ブラシでゴシゴシして、流水で洗い流して、じっくり乾かします。
 ネットで検索した情報から、集積回路っぽいところのハンダをやり直して、組み立てたら、ビデオ信号が入らなくなりました。フライバックトランスの出力を変えても、緑色になるだけ…。

 実は修理完了した昨日、これの原因が分かりました。

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 (背面基板のスイッチ)

 この背面基板にあるスイッチ。なんのスイッチかの表記がないのですが、これを写真の状態にするとビデオ信号が入ります。

 修理の最初のころはスイッチに気がつかず、もう一度バラバラにして、再チェックし組みなおしたら、画面自体が出ず、フライバックトランスを出力を上げたら画面中央に「点」が表示される始末(こうなったのは原因は、もしかしたらブラウン管への張り付いている吸盤(アノードキャップ)の取り付けがうまくいってなかったかもしれません)。

 とりあえず28年経っているんだから、消耗品であるコンデンサーを全交換してリフレッシュしようと思いました。

(ブラウン管の分解修理はかならず放電してから、行ってください)

 いっぱいコンデンサー買った。

〇側面基板(正面から右にある基板)

部品番号耐圧容量備考
 c705 200V 470μF 
c70835V470μF  
c70916V 100μF 
c71250V 10μF 
c716 200V 47μF105℃
c71735V470μF 
c718100V330μF105℃
c719160V220μF 
c720160V220μF 
c72116V470μF 
c72225V1000μF 

〇CRT基板(電子銃にある基板)
部品番号耐圧容量備考
c8926.3V330V 
c836250V1μF 
c83550V1μF極性なし
c856250V1μF 
c85550V1μF極性なし
c894250V1μF 
c876250V1μF 
c87550V1μF極性なし
c893250V10μF 

〇背面基板(映像・音声入力端子のある基板)
部品番号耐圧容量備考
 c45816V470μF 
c35450V1μF極性なし
c45516V47μF 
c35250V1μF小型
c35350V1μFブルー
c45110V470μF 
c35116V47μF 
c46016V10μFブルー
c45416V47μF 
c45716V47μF 
c35716V10μFブルー
c101250V1μF 
c101116V100μF小型
c45216V220μF 
c45316V10μFブルー
c35650V1μF 
c45616V100μF 
c35550V1μF小型
c190916V47μF 
c192250V1μF小型
c192150V1μF小型
c192050V1μF小型
c191916V10μF 
c101016V100μF小型
c191316V470μF 
c191050V47μF黄色
c190750V0.47μF黄色
c190650V0.47μF黄色
c190150V1μF 
c190250V1μF黄色
c190350V1μF 
c190550V1μF極性なし
c190450V1μF 
c190850V0.47μF黄色
c191550V1μF 
c191650V1μF 
c191750V1μF 
c191850V1μF極性なし
c191150V0.47μF黄色
c191250V0.47μF黄色
c10136.3V100μF 
c101750V0.1μF黄色
c102516V100μF 
c102325V4.7μF 
c102450V1μF 
c102725V4.7μF 
c102850V1μF 
c10226.3V100μF 
c10266.3V100μF 

〇底基板(底側にあるメーン基板)
部品番号耐圧容量備考
 c1450V0.33μF黄色
c1616V330μF 
c2250V1μF 
c2625V4.7μF 
c21350V2.2μF 
c42150V10μF 
c50925V1000μF 
c627200V82μF 
c65435V470μF 
c75116V47μF 
c75216V47μF 
c41350V10μF 
c62350V4.7μF 
c76035V470μF 
c141916V100μF 
c141550V10μF 
c141616V100μF 
c141316V47μF 
c140950V1μF 
c140616V47μF 
c141216V470μF小型
c140150V10μF 
c140716V330μF 
c310916V100μF 
c312416V10μF 
c320350V0.47μF 
c31126.3V220μF 
c60616V100μF 
c60316V47μF 
c41216V47μF 
c40350V1μF 
c199150V1μF 
c311116V22μF 
c75716V100μF 
c40516V220μF 
c80450V0.47μF 
c80750V0.47μF 
c40816V47μF 
c61350V0.47μF 
c61450V0.47μF 
c61225V4.7μF 
c61816V47μF 
c61716V220μF 
c61950V1μF 
c50350V1μF 
c62016V47μF 
c62116V33μF 
c41150V10μF 
c40950V10μF 
c51535V100μF 
c51835V220μF 
〇JC基板(JCという刻印のある基板)
部品番号耐圧容量備考
c301100V1μF 
c31316V47μF 
c31050V1μF 
c30350V1μF 
c30550V1μF 
c30416V47μF 
c30816V10μF 
c30716V10μF 
c31116V10μF 

〇チューナー裏のSDという刻印のある基板
部品番号耐圧容量備考
c2816V100μF 
c64316V100μF 
c64216V33μF 

〇リモコン受光部基板
部品番号耐圧容量備考
c330416V47μF 
忘れた50V1μF小型

 大容量と小型のものは、RSオンライン、その他のものは共立エレショップで調達できました。
50v1μFのコンデンサーでCRT基板と背面基板に6本だけ極性なしのものが必要です。
(2017年6月15日追記)ブルー イエローの表記はなにか特殊な部品のように思いますが、電圧と容量以外にアルファベットの表記しかなかったので、通常の85℃品に交換しました。いまのところテレビの動作に支障はないようですが…。後日、部品の色については調査します。

 コンデンサーの張替えは、もう気の遠くなるような作業でして、一気にしようと思わないことです。
 まず基板が鉛入りハンダのせいかわからないですが、中性洗剤で洗うとさらに白いカスとヤニだらけになってイソプロピルアルコールでもきれいにならず、パーツクリーナーでも無理で、しかたがなくサンハヤトのフラックスクリーナーを買いました。
 これで基板がとびきりきれいになりました。これで断線やハンダ不良などわかりやすくなります。

 うまく吸わない「はんだシュッ太郎」でコンデンサーを外しては新しいものを差しなおして行きました。

 最後に一気にはんだ付けしていきます。

 フライバックトランスも古いハンダを吸って、キレイにしてから新しいハンダを盛りました。(下の写真の右上の弧を描いている部分)

 2017-05-03 21 40 13.jpg
 (コンデンサーの張替えを終えて、完成間近のテレビ)

 ここまでやって、復活ならずならどうしようか、不安が襲います。


 2017-05-03 22 23 59.jpg

 (CRT基板の部分)

 フライバックトランスから来ている灰色と黒の銅線(下から伸びてる銅線)。結線を間違えないようにします。あとブラウン管から出ている黒い謎の銅線がどこにつながるかですが(右下からきてる銅線)、上の写真で判明。CRT基板のひし形のランド部分にペタッとはんだ付けします。

 2017-05-03 21 31 32.jpg
 (ひし形のランドにペタっとはんだ付けした部分)

 2017-05-12 12 00 03.jpg
 (スピーカー部分)
 エッジが古くなって、もげて穴が開いたので、液体ゴムをボテッと塗って修復しました。音が締まっていい感じです。

 2017-05-03 21 32 36.jpg
 (アノードキャップ)
 上の写真はアノードキャップを裏返した状態です。裏返した状態でしっかりブラウン管の穴にひっかけて、接続を目視で確認します。
 2017-05-03 21 31 42.jpg
 (ブラウン管のアノードキャップの穴)

 修理途中に二か所ほど、ランドを剥がしてしまい電子部品の足で修復しながら、なんとか組みあがりました。

 2017-06-12 00.52.59.jpg

 電源ONして、また画面が出ず。
 途方に暮れて、冒頭のスイッチに至るわけです。あーよかった。長い闘いだった。

 画面の明るさのふらつきもなく、修理完了となりました。 これでブラウン管の寿命がくるまで、動いてくれると思います。

 ちなみにはんだシュッ太郎ですが、付属の金属棒で掃除したら、すごく吸うようになりました。自動で吸い取るやつがほしかったのですが、これだったら買わなくて済みます。

2017年6月28追記
 朝おきて、試しにつけてみたら、明るさふらつく(笑) 可変抵抗っぽいところの接触不良の疑い。もうちょっと調査します。
posted by 難波鷹史 at 19:53| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月08日

マザーボードのLAN機能の故障

ょっと考えがあって、ツイッターとフェイスブックを利用しなくなりました。
 閲覧していると、もう強制的に情報が入ってきて、そのほとんどは、この世の批判や異常なことに目をつむり、「わたしは他の人と違って、なんとか幸せを享受していますよ」…みたいなメッセージを感じるんですよ。もちろん興味深い情報を発信される方はいいのですが、それだったらブログでもいいわけです。
 僕と連絡とりたい特別な方は直接メールでお願いしますね。

 さて、本題。
 古いPCを使っていると、LANなど一部の機能が壊れることがあります。僕が前に使っていたXP時代のマザーはディスクコントローラーが壊れてしまい別で増設したSATAカードからハードディスクを動かしていました。

 故障の症状はLANケーブルを差し込んでも、ランプが光らず認識しないというものです。

 そもそも壊れる原因なんですけども、中のチップが経年劣化で壊れたと思い込んできましたが、どうやら違うみたいで…。
 接触不良を疑い、LANをつかさどるカニのマークでおなじみのチップに、フラックスを塗り、ハンダを盛ってやりました。

 2017-06-07 22.45.54.jpg 
 2017-06-07 22.47.17.jpg
  真ん中にある四角いのがLANのチップ。マザーはP33T-A REV:1.0。

 するとなんともなかったようにLANが接続され、ネットのブラウジングができるようになりました。

 ここんところ修理していて思うのは、結局、故障はハンダ不良から接触不良になって機能しなくなる。
またはコンデンサーの容量がなくなって機能しなくなるかであって、実際に半永久と言われている部品が壊れるのは、接触不良やコンデンサー不良から発生する二次災害なのかと思う。
 いい設計の製品は二次災害の影響が最小限に抑えるようにしているようで、そういう場合はハンダのやり直しとコンデンサーの交換で元に戻ってくれるものが多いような気がします。
 まぁ、気がするだけで、実際にどうなのかは専門家にお任せします。


posted by 難波鷹史 at 18:44| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月13日

液晶モニター「DELL E178FP」の修理

DELLの液晶モニターの話。

2017-04-13 21.43.05.jpg
 この4:3の時代遅れのモニターですが、これが僕の周囲に3台あります。
一台は自宅、一台は職場で使っているTOSHIBA TX/66CM のサブモニターとして、もう一台は退職した方の置き土産として、これまたデザイナーさんのサブモニターとなっています。結構この4:3のモニターはサブには持ってこいです。
 これ結局全部、もらいものです。はっはっは。

 先日、その置き土産の方のモニターが、壊れました。
 電源をいれて一瞬、画面が表示されますが、その後消えてしまうという症状です。

 インバーター回路とよばれる部分がダメになるということで開けてみた。

2017-04-10 17.11.44.jpg2017-04-10 17.14.04.jpg

2017-04-10 17.24.32.jpg

すでにコンデンサーが悪いって見た目で分かります。

2017-04-10 17.24.20.jpg
 放熱板寄りの一本、海外製の容量330μF耐圧35V耐熱105°品です。
とりあえずこの3本とも交換しました。コンデンサは前にプリンター修理したときに多めに購入していたものが使えました。
PC基板と違いスルーホールが大きくて、シュッ太郎ですぐに半田が取れて穴が抜けてくれます。
気持ちのよい修理でした。

 ゴミで捨てられてリサイクルされるかもよくわからんご時世です。とことん修理して使いましょう。

 CRT(ブラウン管)じゃないので、不良個所が分かりやすいですね。

 2017-04-02 12.33.52.jpg
 白バラコーヒーこっぺぱん これうまい。
 なぜこの中のクリームを売ってくれないのかと…。
 雪印コーヒーソフトは僕の期待を見事に外してくださいました! もうイオンにも置いてません。あれはダメだ。

posted by 難波鷹史 at 22:15| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月03日

マザーボード MSI P35 NEO-Fの再修理

2007年のMSIの迷作マザーボード「MSI P35NEO-F」関連の修理です。
ネットをいくら検索しても、どうしようもないマザーはあきらめられて、捨てられるか部品取りにされる運命でして、このマザーも同じような感じでしつこく修理する人はいませんね。

 もともと設計もよくなく、CPUファンの熱風が液体電解コンデンサーを直撃するような仕組みでした。
 こんなグダグダな製品にわざわざコンデンサーを付け替えてまして、2012年に再復帰させたのですが、昨年からまた調子が悪く、ずっと修理をしていました。普通ならあきらめて新しいものを買うでしょ。今年で製造されてから10年経ちますもん。

 ことの発端は昨年8月。
 対応する上位CPU Core2duo e8400 を知人よりいただいた際に、速くなるんならということで、CPUを換装した。
ところが、BIOS画面が途中でハングアップしたり、定格なのに「クロックアップしすぎなのでやばいよ」みたいな警告がでる。

 2017-04-02 18.56.45.jpg
 この警告はCPUを認識して、正規のクロック3Ghzが入力されてから、異常が出るみたいです。
 BIOSバージョンはこのマザーのバージョン V1.0 に対応する「V1.A」です。最終バージョンである「V2.1」も入れてみましたが、やはり動きませんでした。CMOSクリアをすれば初動はできますので、BIOSを戻すこともできます。

 以上のことからCPUが壊れていると判断し、CPUをもとに戻して使用してましたところ、なんだかバンバン、ブルースクリーン(以下、ブルスク)がでるようになりました。
おまけにHDDの論理破壊まですすみまして。さすがにマザーボードを壁に投げつけてやろうかと思いました。
もともと2015年にWindows10にした際にメモリーの電圧を強めに調整しなければ、ブルスクがでるマザーだったんですが、いくら電圧を変えても安定しません。

 Memtest86+でメモリーチェックをしたところ、エラーがでたり出なかったりします。
 メモリーの接触不良もあったようで、端子をピカールで磨いて、クレの接点復活剤で仕上げ、さらにスロットも2000番の耐水ペーパーで磨きました。テスト結果の良かったメモリースロットでテストして、メモリーそのものに異常がないことを確認しました。
 しかしスロット4だけ、どのメモリーをテストしてもエラー続出。これはスロット側またはマザーボードに原因があるということです。

 その後、マザーボードを中性洗剤と流水で洗って、乾かしたり、配線切れがないかパターンをチェックしましたがなにも見つかりません。
 配線に異常がないんだったらメモリーコントローラーだろうということで、チップセットの接触不良ではないかと思いました。

 よくビデオチップの再リフローとか修理でありますし、僕もやりましたが、あれのチップセット版です。ほんとはチップを剥がして半田ボールを使って、再ハンダしたいところですが、専用の機械なしでやるには大変そうです。

 IMAG0584.jpg
(写真 下方にあるヒートシンクの下にあるのがIntel P35 ノースブリッジ)

 ヒートシンクを外して、周囲をアルミテープで覆って、ヒートガンでチップを温めます。専用のリワーク設備があれば温度の設定もできるんですが、ヒートガンの場合は温度計は必須でしょう。220度ぐらいで半田がとけますが、それ以上だとチップが壊れてしまいます。 実際、別のビデオカードのチップを修理してたところパキッと音がして壊れました。温度計は必須です。ぜひ買いましょう!

 で、温度計はないので適当に7分ぐらいアツアツの熱をかけてあげました。

 自然にさましてから、元通りに組上げます。


2017-04-02 23.06.04.jpg
(ノースブリッジの放熱板とCPUファンの放熱板を、ジャンクの放熱板で適当に連結)

 おそらくこの時点でメモリーエラーはなくなると確信していました。原因はノースブリッジの冷却不足。
 このマザーボードはCPU周辺のコンデンサーを交換した際に、小型のコンデンサーが手に入らなかったので高さを稼げる大型のCPUクーラーを取り付けました。CPUはばっちり冷えますし、コンデンサーも熱風にさらされなくて済みますが、そのときに純正クーラーでは下に吹き付けられていた熱風が、熱風より熱いであろうノースブリッジの放熱板にまったく来なくなりました。結果、熱を持ちすぎて半田クラックを起こした! ということかと。

 ノートPCにおいてビデオカードのリフロー修理で症状が再発するのは、冷却不足が解消されないためです。デスクトップならまだ改善の余地があります。
 写真のように、ノースブリッジの熱が、CPUクーラーの放熱板へ逃げるように細工しました。写真のギザギザに見える板はねじ穴補修キットという商品(ブリキ板)です。
 ジャンクの放熱板がなければアルミ缶を切った貼ったしてもなんとかなるかもしれませんね。

 以上、すべてのメモリーを積み込み、Memtest86+でチェックしたところノーエラーでした。

 起動できなかったHDDをつなげて試してみると、何回か修正しながら再起動を繰り返して、なんとかログイン画面までくるようになりました!
 2017-04-02 23.49.43.jpg
 (もうこの写真がきれいでかなわん) 

 このあとも、メモリー電圧を盛ってないので、Windows10のメモリーチェックではメモリーに問題ありと診断されたり、ブルスクが発生しましたが、おそらく、たぶん! 電圧を盛れば正常に動くでしょう。
2017 6/6 追記
 メモリーの電圧を1.95Vに上げて、windowsのメモリー診断を実施しました。
 2017-04-06 11.17.07.jpg
 問題なく完了しました。
 なお、起動DVDであるwindiag.isoを作るMicrosoftのツールは現在MSのサイトからなくなっています。他のサイトで配布されているツールから作成してくださいね。
  

posted by 難波鷹史 at 19:08| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月14日

加湿器HV-P50CX その2

品が到着。注文した日が発送連絡があって3日目に送られてきた。
 クロネコメール便って、クロネコの配達員じゃなくて、年配のご婦人が配達してたりして? と冗談いってたら、本当に自転車で普通のおばちゃんが配達しているのに出くわした。

 2016-12-08 12.46.51.jpg
 (なんだか形が違うタクトスイッチ【SKHHBVA010】6mm角タクトスイッチ(ステム高さ:7mm))

 さびたタクトスイッチを取り外して、送られてきたタクトスイッチを比較…。左が取り外したもの。
 あれぇー形が違うよ。

 さてどうするか…。
 なんとか足を折り曲げて、スイッチのボディに半田ごて押し込んでみた。またスイッチを注文するのがめんどくさかったのだ。

 2016-12-08 12.57.00.jpg
 (足を折り曲げて、真ん中から伸びるように加工 もう一方端の足はカット)

 2016-12-08 12.32.30.jpg 2016-12-08 13.48.35.jpg
 (左、さびたスイッチとの比較 右 なんとか取り付けたタクトスイッチ)

 足が短いので適当に半田を流しても接続できず、パターン側から切り取った電子部品の足を通して、なんとか半田付けした。
 半田付けしていない端の足は、瞬間接着剤で水平になるように固定した。

 ボディに組み込むと、電源ボタンがカチカチ押せない…。でも基板を締めすぎず、軽く締めると、ボタンが子気味よく押せる。
 ほう! これはスイッチを加工した分、押されるタクトスイッチがボディに接近してしまったため中途半端に押されている状態になったため。この差はたぶん0.5ミリぐらいだろう。
 電源スイッチの一番近くにあるボルト部分の基板の表面に0.5o圧のワッシャーをかまして(PCのマザーボードを固定しているボルトの茶色い紙のようなワッシャーね)、ボルトで締めることでタクトスイッチとボディとも距離を確保。

 2016-12-05 17.25.28.jpg
 (メーン基板のこっちのコンデンサーも1個だけ交換)

 ちなみにメーン基板で1個だけ取り替えたコンデンサーも、テスターで調べたらまだ大丈夫だったぽいね。
 まぁ、予防処置だからいいか…。

 2016-12-08 22.15.01.jpg

 (修理完了した加湿器SHARP HV-P50CX)

 修理完了。電源もカチカチ押せて、反応しないということはなくなった。

 で、なんでさびたのかなんだけど…。
写真のオレンジ色の電源ボタンの位置のすぐ近く、水タンクと接する壁面に(たぶんセンサーのためなんだろうなあ)小窓のスリットがあって、そこが透明のプラスチックの薄い板が両面テープで張り付けてありまして、それが取れてた。それで湿気が入って、さびたっぽいね。

 ここも新しい両面テープで塞いでおきました。

 まだまだ長く使えそうですよSHARP製品!


posted by 難波鷹史 at 22:25| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月12日

加湿器HV-P50CX その1

湿器が動いたり動かなかったり、具合が悪いというので分解した。
SHARP HV-P50CX という機種です。

 2016-12-08 22.15.46.jpg
 (SHARP HV-P50CX)

 確かに電源ボタンは、ちょっと強めに指を押し付けないとスイッチが入らない。
 でも、スイッチがまったく入らないということはありません。もしかしたらケーブルが断線してスイッチが入らないことがあるかもということを考えて、いくらかケーブルをこねくり回してみたけれど、スイッチは一応入るなあ。

 電源ケーブルはなんともないみたい。

 なにかの拍子で本当にスイッチが入らないこともあるのかなと、電源スイッチを見てみた。

 2016-12-05 17.49.01.jpg
 (スイッチ類基板)

 電源が入りにくい原因はこれ! タクトスイッチを覆う赤さびでした。なんでこんなところがさびるんだ?
 これだとタクトスイッチ内部のさびの粉の状態で、電源がまったく入らないということもあるかもね。

 2016-12-05 17.23.27.jpg
 (メーン基板部分)

 コンデンサーを使ってるところがあったので、こちらも交換しようか? 今後の予防のために…。

 かくしてタクトスイッチ1個とコンデンサー2個を注文することに。
 しかしコンデンサーが1個見つからないので、今回は1個だけ交換することにしよう。


 2016-12-05 17.20.51.jpg
 (内部)

 結構、中も汚れてたので掃除するよい機会になった。


 2016-12-05 20.41.28.jpg

 バラした本体を徹底的に洗って、注文した部品の到着を待つことに。
 クロネコメール便なんで日数がかかるんだよなあ。
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posted by 難波鷹史 at 15:33| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月25日

XMail(debian Linux版)にてポート587番で待ち受けさせる方法

日、LAN内部からドメインでメールサーバーを使えるのはいいけど、ポート番号も設定の変更なしで使いたいのことで、相談を受けまして、外からならポート番号587で入ってきた信号を、サーバーの25番へつなげるようにルータに設定すればいいけど、内側からとなると、メールサーバーが実際に587番ポートでSMTPが動いていないといけない・・・。

 それで、XMailで行うには? ということなんですが、これがいくら検索しても、Windows版にてXMAILCFGを使う場合ぐらいしか資料がない。
 もちろん、当方管理のサーバーもXMailCFGはLinux環境で動かせているけれども、動かないところもある。
特に起動時のコマンドに関するあたりは、挙動があやしく、たとえばXMailCFG環境設定のSMTPポートの項目にてヘルプにある以下の設定をしても、SMTPサーバーにアクセスできなくなる。

 0.0.0.0:25 0.0.0.0:587

 影響を無視してくれればいいのに、中途半端に反応します。

 では、どうするかっていると、XMailCFGに頼らないこと! これにつきる。
 起動に関するところは、直接起動スクリプトから直接指定することで、すべて解決いたします。
 起動スクリプトにある起動のコマンドを設定する部分に設定を追加します。

 XMAIL_CMD_LINE="-Sp 25 -SI サーバーのローカルIP:587"

 例 XMAIL_CMD_LINE="-Sp 25 192.168.1.4:587"

 -Sp 25 はSMTPサーバーの待ちうけポートの設定。-SI サーバーのローカルIP:587 はバインドするIPとポートを指定します。
バインドするIPは自分自身なので、同じサーバーのIPを指定します。

 これで、あなたのXMailはWindows版に負けないほどの活躍してくれるでしょう。
前の記事を合わせて、Linuxで動かすことに挑戦してほしいと思います。

 横線で書いたことをやってもなぜがポート25番での待ちうけができない模様。つまりリレー送信はできるけど、一切メールを受け付けなくなる。意味が分からん。また考えて後日リベンジ記事をアップします。 


 さて、話は変わりますが、2013年に修理したMX8736Jのグラフィックカード。2年と少しの歳月を経て、症状が再発しました。
 またフラックスを流し込んで、ホットガンで炙ってやりました。一応直りましたが、今度はどれだけ長持ちするでしょうか。

2015-05-25 10.59.38.jpg 2015-05-24 23.15.38.jpg
 ノートパソコン全般に言えると思いますが、キーボード上部のパネルさえはずせば、なしくずし的に中を開けることができます。
 このMX8736Jはツメだらけでなかなか、手ごわかったです。二枚目の写真は、ファンの軸の留め金がプラスチックで再利用できなかったので、ステンレスワイヤーをV字にまげてはめ込みました。困っている方は参考にしてください。

posted by 難波鷹史 at 19:58| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月07日

スピーカーの修理 TOSHIBA DYNABOOK TX/66CM

 理して使用中の東芝 ダイナブック TX/66CMなのですが、最近音量を上げると、
音が割れるようになりましたので、スピーカーを取り出して確認してみました。

 2015-05-03 01.39.10.jpg 

 スピーカーコーンの周囲の部分、スピーカーエッジと呼ばれる部分ですが、やっぱり割れています。
 左のスピーカーが特に広範囲に割れてまして、音も酷くびびります。右のスピーカーも軽症ですが、ひび割れが起きていました。

 大きなサイズのスピーカーでしたら、セーム革や布を充填用シリコンや液体ゴムで固めたものでエッジを自作して、取り付けるのが主流のようですが、直径2cmにも満たないスピーカーエッジなど、細かすぎて無理な工作です。しかもユニットは分解することなど考えて作られてはいませんので、ナイフで割るしかないようです。

 スピーカーエッジが朽ち果てて、隙間が空いていれば、ミクロな工作をしないといけないかもしれませんが、今回は割れているだけですので、液体ゴムを塗って割れを直してみました。

 2015-05-05 17.27.55.jpg

 ユタカメイクの液体ゴムクリアーをAmazonで購入。
 透明色なので、アクリル絵の具の黒で着色して、水で薄めてから、数回、塗って乾かすを繰り返すだけです。

 2015-05-07 13.43.04.jpg

 結果はバッチリ成功です。
 音を鳴らして、スピーカーコーンの上下運動があまりに激しく動くようでしたら、ひび割れてると判断して、早めに対処してください。
 割れて朽ち果ててからの修理は不可能ではないでしょうけど、かなり大変そうです。

 ひび割れが起きる前から、強化策として先に塗っておいてもいいかもしれませんね。

 




posted by 難波鷹史 at 13:56| 京都 ☔| Comment(5) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月26日

HP Photosmart D5460 修理 完結編

HP Photosmart D5460 の修理の続きです。

 電源を入れても、しばらくしたのち電源が落ちる、しつこく試していると何となく安定して動くようになるという場合。
それはコンデンサー不良です。

 2014-10-19 19.44.31.jpg
 本体の左側にある基盤を取り出して、コンデンサーを確認します。

 2014-10-19 19.45.11.jpg
 写真のボタン電池の横、コイルの下にある「330μF 6.3V」のコンデンサーが膨れておりました。

 2014-10-26 00.09.18.jpg 右が膨れたTEAPO製コンデンサ。

 2014-10-25 16.49.39.jpg 他のコンデンサーも念のために交換。
 ちなみの今回交換したコンデンサーはアールエスコンポーネンツ製で、生産国は台湾だったりマレーシアだったりしますがスペック上は長寿命なものを選びました。

 2014-10-25 22.53.23.jpg
 膨れた 330μF 6.3Vですが、交換した部品は圧力弁がありませんでした。
 基盤にある4本すべて交換しました。

 HP Photosmart D5460 左基板コンデンサー一覧
 330μF    6.3V  ×2(TEAPO)
 330μF    50V   ×1(TEAPO)
 1200μF  6.3V  ×1(日本ケミコン)

 2014-10-25 23.11.09.jpg
 基盤を元の位置に組み込みます。透明の円盤がセンサーに入るように注意してセットします(写真ではメッチャ曲がってます、この状態で動かすと動きがおかしくなったあげく紙詰まりとなり正常に動きません)。

 2014-10-25 23.33.09.jpg
 バッチリ! 電源が落ちずにインクのメンテナンスも無事に動きました。
 この液晶画面、コンデンサーを交換する前はノイズが走っていたのですが、それも修理できたようです。

 結局プリントヘッドにコンデンサーと新品機種を買うよりは安くついたと思いますが、自分の手間を考えたら、高くて仕方がないということです。
っていうか、昨今のプリンターが安すぎるんですよね。
 でもこのD5460。過去記事でも書きましたが、これだけ高スペックなものが最近のHPには見当たらないんです。
 なので、なんとか直して使いたかったんですよ。詰め替えインクも残っているしわざわざ透明カートリッジまで用意してるんですから…。

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 ところで、これどこの部品なんだろう?w
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2014年10月18日

HP Photosmart D5460 修理の続編

日、注文していたプリントヘッドが届きました。香港から。

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 2011年製のプリントヘッドです。

 2014-10-19 00.38.56.jpg こっちは混色した古い方。

 これだけみると変な互換品というわけではなく、生産地で製造されたHPを通さない正規品ということなのかな。

 2014-10-18 20.05.29.jpg 古いヘッドで混色を起こした、溝が彫刻されたプラ部品に透明プラのフタが貼り付けられている部分。
 未使用でまだきれい。

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 イエローカートリッジとその他カートリッジをセットしてテスト。
 印刷結果云々はともかく、とりあえず黒カートリッジからの混色や逆流は認められず(写真左から二枚目)。

 とりあえず混色関係の修理はこれで完了したと思っていいかと思う。

 ところで、問題は実はまだあって、これも2年ほど前からなんですけど、印刷中にたまに電源が落ちる現象がありましてね。
こっちのほうが深刻な状況かも…。

 

 結局、プリントヘッドの調整中に元気よく印刷しているときにパッと電源プラグを抜いた時のような状況「電源落ち」になるので、これはまたプリンター内部のコンデンサーのせいではないかと思います。
プリンター自体の起動時間によって電源が落ちずに安定してくるところも、やっぱり電源アダプターのコンデンサーではなくプリンター内部のコンデンサーかと…。

 まだ、修理は続きそうです。



posted by 難波鷹史 at 23:49| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月15日

HP Photosmart D5460 の整備というか修理

 っと前に、健康診断でいった施設が警察署になってたって話を書いたかも知れませんが、写真が出てきたので、掲載してみます。
 2012年4月16日の話です。この建物は西京極にある「京都工業会館」です。

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 この警察署の名前「神代警察署」が出てくるドラマを知らんのだけど、たぶん単発2時間ドラマじゃないかな。

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 指名手配も細かいんですよ。この写真の役者さんもだいぶ古い写真じゃないでしょうか。




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 ナンバーが付いていない警察車両。道路沿いにもそれらしい小物。
 建物の3階からも、警察署のスローガンみたいな垂れ幕が3本ほど垂れ下がっていました。

 おそらくこの日の午後にドラマの撮影が始まったんじゃないかと思います。朝はバイトの女性方が見張られていました。


 さて、2009年の1月に購入した HP photosmart D5460

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 一昨年ぐらいからYellowカートリッジに隣の顔料系黒の色が浸入して、土色になる現象が出ていました。
原因はおそらく中途半端にセロテープで蓋をしたインク注入口にあるんだろうと思い、新しい透明ケース(これ大事)製の互換インクカートリッジを買い、取り付けて様子を見ていたのですが…。

 先日、写真を印刷したら、なんだか色がおかしい訳です。

 穴の開いていない新品のカートリッジでもやっぱり色が変わってしまったということです。

 混色の原因は不明で、パージユニットにあるかもとかいう情報を得ましたので、プリンターを分解してクリーニングしてみようということになりました。

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外装ははめ込み式になっているので、目で見て分かる部分から爪を外していきます。

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使われているネジは、トルクスというもので、普通のドライバーセットにはありません。ご注意ください。

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 まあ、汚れてるわ。このスポンジ類もまだらのグレーに見えますが、汚れてこの色になっています。
 全面にセットされているスポンジは見た目、激落ちくんみたいに見えますが、繊維質な感じで、ほかのサンドイッチされているスポンジの中身と同じものでした。

 2014-10-05 12.47.16.jpg 徹底的にばらす。
 ホース類も分解して、注射器で水道水を通して、詰まってないか確認しました。やっぱり黒いホースにインクが固まって、通りが悪くなっていました。
 小さなモーターがあったので、調べてみたらソレノイドというモータの一種で、空気を送りだすか、吸い出すかっていう動作をしているようです。ただ吸うなら排出先があるはずですが、ホースの最終地点ですので、たぶん空気を送りだしているのかと…。

 2014-10-05 19.09.50.jpg パージするゴムの部分 2014-10-05 17.30.46.jpg ゴムの裏

 プリンターのシャットダウン時に、インクヘッドを右側に寄せて、インクを吸い取ってゴムで蓋をするのが、パージというらしいんですが、この吸い取りが中途半端なので、残ったインクが逆流するんじゃないかと思われていました。

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 二本目のばねの位置も掲載しておきます(まだ合ってるかどうか分からないけど)。

 スポンジ類も洗って再生するので、漂白剤につけて、流水で洗って乾かしておきます(3日以上かかった)。

 そしてスポンジをセット。

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 パージユニット? の中のスポンジシートは厄介なので、先にゴムの部品を通してから組み込みます(左から二枚目の写真)。
 あー、めんどくさ。

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 再セットのコツは、シャットダウン前の状態を再現して、電源をいれるといい感じです。
 プリントヘッドは真ん中あたり。

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 プリントヘッドの高さは、白い歯車が回って調整しているので、これを下げ状態へ。

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 パージユニットは奥へセット(この状態までに半日以上試行錯誤しています)。
 ちゃんとクレのシリコングリースメイト(チューブ)を機械の可動部分に塗っておきます。

 イエローカートリッジをきれいにあらって、セットしてシャットダウンの操作をしました。

 はははは! イエローカートリッジのインク出口に黒い斑点が出ました。パージユニット汚れが混色の原因ではなかったようです。
 もちろん、プリントヘッドもイソプロピルアルコールに付けて、徹底的にクリーニングしましたよ。


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 これはもうプリントヘッドが原因だろうということで、壊す覚悟でベキッと開けてみた。
 「ヘッド部分」と「インクの供給管」の部分が解けた樹脂で溶接するようになっていて、一度ばらすと元に戻すのは難しいようです。

 で、このインクの供給管部分というのが、溝を彫刻したプラ部品に、フタとして透明プラスチックの板が接着されています。
 浸水するとしたらこのパーツなのでは、と思って、黒インクの供給口へ注射器でアルコールを流してみました。

 黒の管の外の部分にアルコールが浸水していきました。
 試していないけど、黄色も同じでしょうね。混ざるのはここでしかあり得ないもん。

 この透明のフタが取れるなら、もしかしたら修理が…と思って、マイナスドライバーでこじ開けようとしたら相当強力な溶接がされているのか、びくともせず、ドライバーに接している透明プラ部分が折れてしまいました。そりゃ浸水したらやばいから相当気を使って合わさっているんでしょうねぇ。

 それでも浸水したんだ。君は。

 結局、原因はプリントヘッドか…。ということで検索してみた。

 系番は「CB326-30001」 プリンターの機種名から検索してもHPのものしか見当たりません。


 は!? 8100円? 新品のプリンターが買えるやろが!!

 絶望感に襲われながら、プリントヘッドの系番で検索。いろいろとオークションを漁ったのだけど、商品がまったくない。
 やっぱりここしかないか…アリエクスプレス!!

 おそらくプリントヘッドも中国で生産しているとなると、本物が手に入る可能性は大なんですが、やっぱり商品画像ではよく分かりません。
 とりあえず新品でUS 35.99$ えっと日本円で4000円いかないぐらい。
 これだったら許容範囲か! パッケージにパックされていていかにも、HPに売っているのと同じ感じ。 ということで注文した。

 船便で15日以上かかるみたいだなぁ。

 なんか、クルマのオイルかなんかの添加剤でピストンリングからのオイル漏れを止めるのありますよね。
あれのプリントヘッド版みたいなのないのかって思いました。カートリッジをセットして印刷すると、漏れを起こしている個所に薬剤が集まって、固まって止めてくれるやつ。

 この続きは、またプリントヘッドがきたらレポートします。
posted by 難波鷹史 at 21:31| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする