2016年12月01日

Officejet 4650 の話

たプリンターのお話。
 このブログの記事にもありましたが、修理したHP Photosmart D5460 。今もインクの補充を続けながら、難なく使えております。
 しかし、次にインクヘッドの寿命が来たら、買い替えかなと思いますが、なるべくヘッドを空焼きしないように、スポンジにインクが染みているうちにインクを補充しています(チップ付き透明タンクを買って、穴をあけてインクを補充しています)。

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(季節の挨拶状を印刷するD5460)


 さて、本題はこちら。
 もう一台自宅のとは別に面倒みている機種があります。Officejet4650っていう機種。

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(Amazonの商品画像からOfficejet4650)

 インクカートリッジには、先のD5460と違いインクヘッドが一緒になっていて、インクもろともインクヘッドも交換してしまうタイプで、インクの単価は高くなりますが、ヘッドが手に入らなくて、本体を廃棄するということがない分、寿命が長い製品と言えるでしょう。
 このインクカートリッジにインクを補充すれば、インクヘッドが壊れるまでお得に使い続けられるというわけです。

 そのはずでした。

 これは、ちょっと本体に書き込まれているファームウェアのプロテクト上のおかしな問題がありまして…。
最初から付属していた純正カートリッジ(以後、「付属カートリッジ」)にインクテックのインクを補充して使おうとするとエラーが出ます。
しかたなく新しい純正カートリッジ(以後、「純正カートリッジ」)を買って、しばらく使っていましたが、いきなり「純正じゃないカートリッジがセットされている」とのことで、まともに動いてくれなくなりました。

 それで、最初にエラーが出た付属カートリッジを付け替えると普通に動作したりします。

 なんだこれは?!

 今は、廃業してしまいましたが、インクテック社のインクを販売されていた良質設計株式会社。
 詰め替えセットを購入した際、担当者さまのレポートによると以下のことが判明していたようです。

 ●再利用妨害プログラムのキャンセル
 プリンタは、直前に装着されたカートリッジ個体のIDを1色につき2個づつ記憶しておく仕組みになっています。
 プリンタに内蔵されたファーム・ウェアによる使用済みカートリッジ再利用の妨害をキャンセルするため、そのプリンタ個体で使用した使用済み純正カートリッジ3セットを順番にプリンタに装着すれば、プリンターにとって常に新しいカートリッジIDのカートリッジが装着されることになるため、正しく印刷できます。

 なお、プリンタのファーム・ウェアは、お客さまのインターネット接続を通じて高頻度に書き換えられています(中国製の模造カートリッジのID等のデータを更新するため)。
 詰め替えインクで確実に継続的に使用できるよう、3セットの使用済みカートリッジは必ずHP純正の製造後2年以内(保証期間内)で、また決して他のプリンタ個体には装着していないカートリッジとしてください。
 購入した中国製模造品や中国製再生カートリッジを用いたり、友人から譲り受けた使用済みカートリッジを用いることはできません。

 とのことなんですが、使用済みかどうかはセットされたカートリッジIDの印刷回数でもチェックしているんでしょうか?
 どう考えても、純正カートリッジのインクはまだあったはずなんですよ。まだよく分かりません。

 それで今回、付属カートリッジの色が出なくなってきたので、また純正カートリッジ(インク再充填済み)をセットしたところ、なんとまともに動いています。

 付属カートリッジの方はクリーニングしておいて、次に動かなくなったときのために待機させます。

属カートリッジのクリーニング

 たぶんインクヘッドが詰まっているんだろうということで、まずはイソプロピルアルコールにインクヘッド部分を浸し、一晩おいて、詰まってるインクを溶かします。
 一晩たったら、蓋を外します。
 これヘッドとインクが一体化してますから、結局ヘッドを洗うのに、インクのなかも水浸しになりますので、全部洗います。


 蓋とボディの間にマイナスドライバーを当てがって、蓋をはずします。
 蓋は接着剤でガッチリついてますので、壊すつもりでやってください。

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 (インクを補充しても、色が出ない付属カートリッジHP63)


 開けたらよく水洗いをします。スポンジも引きずり出してよく洗います。

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 (水洗いをして粗方乾いた付属カートリッジHP63)

 この後、蓋を瞬間接着剤で点付けして留めます。もしガッチリつけちゃうと、次に蓋があかないかもしれないので、ここは軽く留めます。
 インク充填前には、ホットボンドで蓋の外周を塞いでおきます。これで余分な空気が入るのを防止できます。
 (問題なく使えるかどうかは分かりませんが、用意だけはしておきます)。


 さて、付属のHP63カートリッジなんですが、スポンジを取り出したあとはこうなってます。

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 (付属カートリッジHP63の中)

 スポンジはどれも同じサイズなんですが、赤インクの入るところが異様に狭い。
 また青インクと黄インクはスポンジに隣接した下方、インクをためておける空間とアクセスできるのに、赤インクに隣接する左右の空間には、壁が高くアクセスできなくなっています。つまりこれだと赤インクの量が少ないことになります。

 なぜか分かりませんが、インクカートリッジ交換の歳、赤インクがよく余っているということでこうなっているのかもしれません。

 ちなみに、蓋には5つの穴がありまして、

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 (蓋の穴の状況)

 一番上の穴は赤インクが、あと4つはそれぞれ黄と青なのですが、4つの穴全部がスポンジに接してしまっているので、先ほどの下方にある空間に直接インクを溜めるには、インクの注射器を斜めにするなどの工夫が必要かもしれません。

 以上、HP63系列のプリンタをお使いの方の、参考になれば幸いです。

 良質設計さんが廃業された今、これから、インクテックのインクをどう調達するかが問題ですね。

(追記)
 ちょっと印刷したら互換性のないカートリッジ云々と表示されて、カートリッジの再セットを要求されるようになりました。カートリッジをはめ直す度に一回は印刷できるけど、今後どう動いてくれるかわからないので、良質設計さんのご忠告どおり3セット目のカートリッジを手配いたしました。
posted by 難波鷹史 at 21:14| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | マイコン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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