昨年、画面表示が崩れて起動しないということで、下取りに出しても故障品はお金を取られるということで、無償で頂きました。
こんな感じで画面が化けたり黒い画面でそのままHDDのアクセスランプ点きっぱなしで止まったりします。
バッテリーのみで、電源アダプターを挿さない状態だと起動もするらしいですが、そもそも電源アダプターで運用することが前提なので、チェックせず。
最初はビデオチップの接触不良か、HDDがバカになったんだろうと、思っていましたが、調べてみるととても根深い問題でした。
関係サイトでよく引き合いに出されるCPUの裏側についているプロードライザー「NEC TOKIN OE128」
機種によっては、表記番号が変わりますが、これがチップコンデンサに変わる集積コンデンサと呼べるもので、これによってCPUから発振される電磁ノイズを抑えるとかなんとかいうようです。僕はにわか修理人なので、よく分かりませんが、これが動作不良を起こして、画面が崩れてPCが止まったり、再起動したり、はたまた起動しなかったりといろいろトラブルが起こるといわれています。
しかし実のところ、これを交換しても直らない症状があったり、これをいくつも購入して、あるロットではうまく修理できたりできなかったり、報告が安定してません。中には二個並列で取り付けるツワモノがいらっしゃったり、電解コンデンサーを追加したりと、なんだかよく分かりません。
さらにこのプロードライザー価格も高いのです。修理できるか分からないのに、多額の投資はできないと判断し、さらなる方法を探しました。
ありました!
価格comのクチコミ掲示板にて、チップコンデンサーを貼り付けてる人がいました。
http://bbs.kakaku.com/bbs/00200716674/
100μFの6.3Vを12個ならべて半田付けするようです。容量とサイズから検索して、下記パーツを取り寄せました。
村田製作所 セラミックSMTコンデンサ GRM31CF10J107ZE01L
RSコンポーネンツ
https://jp.rs-online.com/web/p/ceramic-multilayer-capacitors/7482406/
一個22円 50個かったら一個21円、50個買いました。
プロードライザーを取り外すために、ホットガンであぶりました。
炭化しているみたいで、ドライバーでこじるとバラバラになりました。炭化したのか最初からこうなのか分かりませんけど。
僕の半田ごて、鉛筆型のノーマルこて先なんですが、熱容量が悪いのか、なんか半田が溶けにくい。
なんとか苦労して、12個つけた!
組み上げて起動してみた。
やった問題ない! OSもリカバリーディスクを作成し、再インストールも完了。
修理完了、おつかれさん。
と思いましたが、ちょくちょく起動中にグラフィックが崩れて起動しなかったりということが起こりますねん。
安定させるにはとりあえず、BIOS画面にて5分ほどしばらく置いた後、もういちど起動するというもの。
これでかなり安定するんだけども、ふと見ると、画面が崩れて、固まってるときがあります。
もうだめかな、捨てようかな・・・。でもこの機種スピーカーがいいし、キーボードのボタンもストロークが深くて気持ちいいキータッチなんですよ。
おしい、捨てるにはおしい機種だ・・・。
”Dynabook 修理 プロードライザ”等ではほとんど検索し尽くしたので、ためしに画像検索してみたんですよ。
Dynabookの救世主が現れましたわ。
テクニカルPC
http://www.tecn-pc.com/index.php?QBlog-20130131-1
ここのブログによると、CPU電源回路のインダクタの容量を変えるというもの。
ただ部品の詳細は触れられておらず、修理部品を買ってほしいということのようです。
メールで問い合わせて、お取り寄せいたしました。やっぱり部品の番号が削られてます・・・。
まあ、仕方がありません。この原因を特定するのにだいぶ投資をされたようですし、手間もかかったことでしょう。
ここは大いに部品を買って、その偉業に感謝するというのが、我々「末端」修理マニアというものでしょう。
ケースを開けて、基盤のネジも取って、裏返すと、グラフィックチップやCPUを冷やすヒートシンクがありますので、それをはずします。
修理箇所はこのCPUの脇にある、R36Wというインダクタ。これを取り寄せた部品に取り替えます。
鉛筆型のこて先を寝かせて、なんとか部品を取ることに成功しました。
さっきも書きましたが、半田こての熱伝導率が悪いのか、なかなか溶けません。これのおかげで新しい半田こて買いました・・・。
こて自体、前々から「溶けない」とぼやきながら、かなり高温設定していたので、たいぶ酸化していたのです。本来は360℃以下で半田付けするのがいいそうなんですが、僕は480℃でやってました。
でもね、それでも溶けない…。
あとで分かりましたが、鉛筆型は点で接するので、部品をはずすときはどんどん熱が基盤へ逃げるのでなかなか半田が溶けないそうです。
これ取り付けるのも苦労しました。こて先が入らないんだもん。ここで、思った。
「いろんなこて先買い揃えよう」って。
これで、本当の修理完了。修理してから数週間たつけど、今のところ再発なしであります。
ただし、まだ使用中に、ミーミー聞こえる「コイル鳴き」があるので、今度はそれの調整をやると思います。
テクニカルPCさんのアドバイスによると「インダクタをなるべく低く取り付けて」ということでしたが、もし鳴いているのがこのインダクタなら、もうホットボンドで固めるしかないかと思ってます。だって、もうだいぶ低く取り付けてるつもりですから・・・。
どこが鳴いているのか、やっぱりこのインダクタなのか? 交換前から鳴いたけど。
それではまた。



質問なんですがインダクタの向きはどちらでも良いのでしょうか?
また定数は、0.36uhでしょうか?
これからもマニア向けの記事を期待しております!
コメントありがとうございます。
新しく取り付けたインダクタの定数は刻印が削られているため不明です。
計測方法が分かれば追記できるかもしれません。
もともと付いていたインダクタR36Wの定数は0.36uhの±20%ということですが、そもそも東芝の設計ミスだろうということで、新しくつけられたインダクタは定数が変更されているようです。
インダクタには極性があるようですが、今回の実装に関しては、どちらでもいいようですよ。
コイル鳴きのヒントになるかも?
(バックライト用インバータ基板あたり)
コメントありがとうございます。
なるほど、耳をすませばインバーターあたりのような気がします。グルーガンで固めてみます。
情報ありがとうございますー。
くっそー、どこが鳴ってるんだ!?
ちょっと危ないですが分解状態で手で押さえると振動するのでわかると思います。
コメントありがとうございます!
有用な情報ありがとうございます。また調べてみますね。
特性の違うもので、秋月電子から仕入れたとあるところから、
GRM32EF10J107Z
であると思われます(大きさが全然違うのです)
バイアス電圧がかかった状態での容量が違うので、
パスコン用途にはこちらでないと駄目でしょう
コメントありがとうございます。
元記事がどれのことかよく分かりませんが、価格コムで、セラミックコンデンサーを取り付けた方は3216サイズ(W3.2 L1.6 T1.6mm)と書いています。
僕は容量とサイズを合わせただけなので、特性だとかというのは、そこはド素人なので、まだまだ勉強であります。
いまのところ、チップ鳴き(?)意外は正常に動いています。
ただ、たまにHDDアクセス時に数秒間マウスが止まり「ピー」とビープ音が鳴って、復帰するということが、ありますのでおっしゃることが起因している可能性もあるかもしれませんねぇ。
また情報がありましたらよろしくお願いいたします。
失礼しました
私が知っていたのは
「dynabook TX TX/66C PATX66CLP」のクチコミでした(^^;
サイズは同じ3216でも、厚みの違うセラコンが付いているのが
判りますので見てみて下さい
TX/66C PATX66CLP側の記事では部品のサイズは3225で一回り大きいサイズのようです。村田制作所のウェブサイトにあるサイズ表にはない大きさでした。
http://akizukidenshi.com/download/ds/murata/GRM32EF10J107ZE20.pdf
秋月電子さんに僕が取り付けたサイズのものも売られておりました。
http://akizukidenshi.com/download/ds/murata/GRM31CF10J107ZE01.pdf
ただこのデータシートでは特性の違いはなく、サイズの違いと価格の違いしか確認できません。
温度特性 F(JIS)30/-80%
静電容量 100μF
容量許容差 +80/-20%
電圧 6.3V dc
という具合です。違いが明白であれば検索して勉強できるところなんですけども…。
このデータシートには載っていない、
DC電圧がかかったときの容量変化の特性が違います
(電圧がかかると容量が激減するタイプがある)
秋月のサイトのGRM32EF10J107Zの
よくある質問Q&Aにグラフ付きの
わかりやすい説明が載っています
http://www.murata.co.jp/products/emicon_fun/2012/10/cap_jp15.html
だと電源ラインではDC電圧にはほとんど影響がないとありました。
パスコン(デカップリング)用で、CPUの裏側に何ボルトの電圧がかかっているか分かりませんけど、あまり電圧が高いようなら、部品選定を工夫した方がいいかもしれません。
我が家のノートパソコンも似たような症状が発生しました。ど素人なりにがんばってみましたが、どうにもならなく泣く泣く諦めていた所でこちらのサイトにご縁を頂けました。
今年の初めに長年使用していたノートパソコン(東芝ダイナブックTX-65D)が使用中にフリーズし、再起動かけるも起動中にフリーズを起こし、バッテリーだけで起動するとハードをアクセスするのですが、なにぶんバッテリーが古いため早々にバッテリー不足になってしまいます。そこでコンセントに繋ぎながら機動を掛けると動き始めますが、すぐにフリーズを起こします。色々調べた結果プロードライザ不良が原因と言う声がネット上で多かったので部品をオークションで購入し、自分で半田付けを行いました。そして機動を掛けると途中フリーズすることなく、動きました。が別の問題が発生しまして、修理する前は大丈夫だった液晶画面が立ち上げから波打ちの様に乱れ、暴走し、画面がまともに写らなくなってしまいました。ただし、外部出力で別モニターに映し出すと綺麗にウインドウズが映し出されていて、マウスでカーソルを問題なく操作でき、通常通り各ファイルを開けたりコントロールパネルを開いたりも出来ます。その間ノートパソコンの変わらず、液晶画面ではまともに写らない状況です。
この様な症状ではどの様な対処を施せば復旧出来ますでしょうか?ご指導のほどよろしくお願い致します。
コメントありがとうございます。
外付けでモニターで正常ということは、マザーボードは大丈夫ということで、考えられるのは液晶パネルまでのケーブルの結線でしょうかね。
起動させた状態で、液晶に繋がるケーブルを触ってみても変化ないでしょうか?
修理のタイミングで起こったということは、元通り組み上げられていないか、液晶回りの部品を傷つけてしまったということになろうかと思います。
ただあきらめるのはまだ早いような気がします。がんばってみてくださいね。
半田付けをしたプロードライザ(導電性高分子タンタル固体電解コンデンサ 330μF 2.5V 低ESR品)4個ですが、実は、一度取り付けて、液晶画面が乱れてまともに写らなかったので剥がしたあと、再度、半田付けをしました。2度付けした事による不具合なのでしょうか?1個でもプロードライザがしっかりと取り付いていないと液晶画面に影響が出るのでしょうか?また、インダクタと言う部品交換で改善は望めないでしょうか?ご指摘いただいた、液晶ケーブルとしましたら、部品の購入は不可能なのでしょうか?ご迷惑をお掛けする質問攻めで申し訳ありません。
ただ画像が乱れるのは、僕の場合もありましたが、この場合パソコンはフリーズしていたと思います。HDDのアクセスランプ光ったままでしたから。
そして同じように半田をやり直しましたが、やはり画面が乱れて止まります。
つまり、記事では端折っていますが、二度チップコンデンサを付け直しています。
それでインダクターの情報にたどり着いたわけです。
でも今回、外部モニターで正常に動いているということで、僕の拙い知識では今のところ液晶回りが怪しいとしか思えません。
コンデンサの半田が不良だからとか、コンデンサーが熱で壊れたのなら、電磁ノイズが吸収できずに、CPUは動かなくなるはずです。
あとインダクタではないのですが、インダクターの近くにコンデンサーを追加している人の記事もありました。これは試してみてもいいかもですが…これで液晶が正常になるかといえば、ならないような気がします。
http://bbs.kakaku.com/bbs/00200715687/
液晶ケーブルを触っても反応ないのでしたら、ケーブルはなんともないのかもしれません。とりあえず原因が絞り込めるまでは、知恵を絞るしかありません。
あと、CPUを片肺で動かせてどうかも検証してみてください。価格コムの掲示板では、根治治療じゃないのでばかにされる方法ですがw CPUパワーが落ちれば、電磁ノイズも減ります。それで液晶が回復するのであれば、ノイズが液晶の回路に影響しているということになります。そうだとすれば先ほど試してみてもいいと書きましたコンデンサーを追加するという方法も生きてまいります。
もし液晶を交換する場合は、イーハンズさんで部品が見つかると思いますよ。
液晶周りのコード(マザーボードから出ているモード)を起動している中、触って見ましたが反応は無く、画像には殆ど影響がなく、相変わらず画面がチラツキ・乱れています。
どうも、コードではないような感じがしますが、素人判断ですので些か疑問が残ります・・・。CPUを片肺で動かせてどうか検証したいのですが、方法が分かりません。
http://bbs.kakaku.com/bbs/00200715687/SortID=11842807/
しかしやはり僕も経験しましたが、プロードライザーだけをコンデンサーに変えても、画面は化けて起動しないことは何度もありました…。もとあったプロ―ドライザ―並みのデカップリング能力がないのかもしれません。
壊れたのがTOSHIBAの設計ミスだとしたら、やはりインダクタを交換するしかないのかもしれません。
とはいえ、外部出力で動作は間違いなく正常なんですよねぇ。そこが今回分からない部分です。
こて先をやすりで削った後、高い温度で一気に決めるか、こて先を変えるのがいいですね。
長い目で見れば、こて先を替えることをお勧めします。
リンクにもありますが、ナイフ型のやつが熱効率が良くてよく半田を溶かしてくれます
どうしても点接点の鉛筆型のこて先は、半田の温度上がる前に、基板の方へどんどん温度が逃げてしまいます。
なるべく手早くやることです。
修理等でパーツをはずす場合、こて先でパターンをはがしてしまうほうが怖いですね。
インダクターは硬い石みたいな材質なので、ペンチで破壊は難しいかと思いますが、ある程度壊してから、こて先を寝かして接触しやすい状況を作ってやるのもいいかもしれません。
ペンチでインダクターを引きちぎることはお勧めしません。基盤のパターンをはがしてしまう恐れがあるからです。
最後に金属片が残りますが、金属部分が大きいのでこれまた溶けません。鉛筆みたいなこて先ですと、フラックスを塗って、こて先で寝かしてなんとか半田を取り除くしかありません。
半田吸い取り線や、一度新しい半田を盛って、一気に取り去るなどいろいろ試してください。
金属片が残っていると、インダクターをフラットに取り付けることが難しくなります。
インダクタの取り付けも、なかなか大きくて難しいですよ。ここも鉛筆型のこて先だと至難の業です(こて先は買いました?)。
半田は低温タイプでも大丈夫だと思います。いくらCPU回りが熱いといっても180度は超えないでしょう。
チラ・チラ・…ザー…。
改善出来ませんでした…。
しかし、外部出力ではちゃんと起動して、全く問題ありませんでした。素人半田付けは大丈夫だったようです。
やはり液晶画面、ケーブル関係かグラフィック系に不具合?!外部出力は正常なんですよね…。液晶画面がチラつく、暴走画面なんですよね・・・。
バラシの途中で基盤と液晶のケーブルのどこかが断線?でも、断線すると表示そのものが出ない様に思うのですが、如何思われますか?
プロードライザ代替え品4つの半田付けに問題があったのでしょうか?
バイオスの更新で改善出来ますでしょうか?
良い方法があればご教授のほど宜しくお願い致します。
上記のサイトの人は、昔のノートパソコンですが、似たような経験をなさっています。
DVDの観賞だとなぜか正常になるので、液晶パネルのせいだと断定できないけど、試しに変えてみたら直ったということです。
とりあえず液晶回りのコネクタ類をクリーニングして指し直す、それでもだめなら液晶パネル交換でしょうか。液晶パネルのなにが悪いのかの特定は難しいでしょうね。
biosの更新ではおそらく変わらないのではと思います。
僕ものその動画知っております。ただなぜ不具合が直ってしまうのかというと、接触不良が直るからということなんでしょうけど。
プロードライザの内部の半田クラックが直るとかかも知れませんねぇ。
あきらめて捨てるぐらいなら、やってみる価値はありですね。