2018年05月28日

CZ-601Dの整備の続き

に盛大にばらして、コンデンサ交換したX68000のテレビの続編です。
今回の作業で、黒レベルのふらつきは多少ましになった感じ、ただ完全ではないようで、どなたかさらなる修理方法をご存じないかお便りくださいませ。

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 現役のX68000使いの方でも、当時のブラウン管をそのまま修理して使っている人が多いのか少ないのかわかりませんが、変換器を使って、昨今の液晶ディスプレイに表示している人のほうが多いような気がします。
僕はやはりきれいな光を発してくれるのは液晶テレビではなくブラウン管のような気がして、29年経っても手放せません。
 今回は炭素被膜可変抵抗の部品を洗浄し、接点を磨き組み立てました。

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 上記の可変抵抗、いわゆるボリュームです。この裏の部品は次のようになってます。

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 はんだシュッ太郎で半田をとりまくり、回路を外します。
 可変抵抗の回路は一体で作られていて、ここで部品交換は不可能であることを悟りました。こんな特注品、市販にないだろうし、シャープに在庫しているなら交換できる可能性はあるかもしれませんが、現物修理できるならそれに越したことありません。

 さて、回路のケースはプラスチックのリベットで止まっているので全部、ナイフでこそぎ取ります。

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 これをナイフでこじって開けます。

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 おっとこっちの写真は押しボタン系の回路だった。
でも大体にたような感じで、黒っぽい炭素被膜があるのは同じです。これをイソプロピルアルコールと綿棒で汚れを取ります。

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 こちら可変抵抗のつまみ部分。これも、ピカールで磨きアルコールできれいにして、ソレイド(部品を掃除したり、被膜を除去する道具)で接点を気持ち起こしておきました。これで接点不良によるふらつきはなくなるんではないかと思います。
 炭素被膜側は金属接点が触れる部分のみ、つるつると光沢があったので、やっぱりすり減って抵抗値が安定してないのかと思います。

 このすり減って薄くなっている感じの部分、これの修復方法はないんかい! てところです。
 HBの鉛筆でざっとなぞっておきましたが、効果があったのかは分かりません。

 洗浄と磨きと、気休めの鉛筆なぞりが終われば、組み立てなんですが、切り飛ばしたリベットどうしようか?

 なんとはめてみたら、簡単にははずれなくなって安定しているようでこのまま半田付け。

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 同じ写真で申し訳ないが、この状態からでは、ナイフでこじらないとあかないぐらいの強度はまだある。
 開け閉めを繰り返すと、ガバガバになるかもしれませんが、そのときはそのとき、リベットに溶かしたプラスチックを溶接するか、ホットボンドで留めるか、プラモ用の接着剤でプラ板で作ったリベットの頭をくっつけるか、手はあるでしょう。

 で、写真は撮ってないけど、黒いシーンが印象的なファミコンソフト、「アルゴスの戦士はちゃめちゃ大進撃」とか「グラディウス」とかでテストプレイしてみました。

 施工前はかなりのバンド幅で黒レベルがふらついていたのが、ぱっと見では全然安定してる。
 黒レベルを上げて明るくしてみると、短い幅で暗くなったり明るくなったりしていました。完全修理とはいきませんでしたが、おおむね普段使いでは問題ない感じです。

 この細かい明暗のふらつき、もし可変抵抗が原因なら、カーボン系の導電塗料を薄く塗るとかで改善できそうだけど、やってる人ネット上でみつからんし、僕がやってもっと悪くなったらこまるやん?! ダメになった同じような可変抵抗部品で試してみるしかないなと思う。

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 本体のX68000 ACE はまだ修理中。PCライン(黄色)をGNDに落としてくれるトランジスタの動きが怪しいんだけどね。
 付け替えてまたテストします。すでに断線の修理とかクロック回路などの再接続もやって、それでも、背面のメーンスイッチだけで電源が入ってしまいます。トランジスタが原因でないなら、もうだんだん打つ手がなくなってきたよ。


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posted by 難波鷹史 at 15:26| 京都 ☁| Comment(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする