久々に会社に泊まった。疲れた。
ことの発端は、サーバーのアップデートに始まった。gitbucket ってやつをサーバーに実装してほしいということで、これがちゃんと機能しない。JAVAのシステムが古いので動かなそうだった。しかし使ってるサーバーはDebianLinux7 最新版は9だ。いくらアップデートしてもJAVAは6までにしかならず…。仕方がないので8にしようかと作業してたら...DNS(BIND9)がダウン。
周囲から「ネット切れた!」と苦情。
(WiFiのアクセスポイントは生きていても、インターネットにつながらないとこうなる)
あれ? DNSは社内のサーバーにドメインネームでアクセスできるようにしていて、外向けには支障ないはずだけど…と思っていた。あとで確認したら、ルーターに社内DNSを指定してそれはDHCP機能で各作業用PCと接続してた。
つまり各PCはもれなくDNSがダウンしたサーバーへアクセスするが反応がないので、ネットにつながらないという訳だ。
よく考えたら、更新しようとしているサーバーにDNSが設定されていて、それがこけたら、サーバー自身は更新ファイルのダウンロードが止まるので、なにが起こってもおかしくない。と、いま思ってもあとの祭りだ。
ルーターのコマンドモードを解除して久しぶりにウェブ画面でステータスを確認しようと思ったら、今度はネット回線につながらなくなった。認証中のまま表示が変わらないのだ。
回線終端装置の故障か! ノートパソコンで直接ダイアルアップでつなげても、すぐに切れる。
もうあきらめて寝ることにした。そして朝9時ごろ、はっと気がついた。
今だから分かる原因だが、コマンド入力でいろいろ設定して、つなげていた業務用ルーター。これウェブ設定してつなげると、コマンドモードでは大丈夫だった見えない設定が影響して、つながらなかったようだ。
その見えない設定は、いつもつなげているPPPoEの設定ではなくIP接続設定というもの。ウェブ画面上で確認すると
「PPPoEの設定を更新するにはIP設定を削除してください」的なメッセージが表示があり、すべて消去してやりなおすと問題なくつながった。
故障でなくてよかったけど、ダイアルアップがすぐ切れるのはいまだに理由が分からない。
引き続きなんとかサーバーをアップグレードしようと、何度かサーバーを再起動させていると起動がgrubのコマンド画面で止まるようになるんである…。
DebianLinuxの起動DVDからレスキューモードを起動して、HDDの中身をみてみたら、vmLinuzとかいう起動ファイルがなく、bootディレクトリーはなぜかカラ。アップグレードに失敗して起動ファイルが消えることもあるとかないとかネットでも言われていた。起動ファイルの復活の道をさぐったが、Windowsのように簡単に上書きインストールしたら直るというものでもなく(Linux Ubuntuにはそういう機能がある)。なんだかディスリビュージョンしてはイマイチな感が頭をよぎる。
もう、時代遅れのDebianLinuxはあきらめてサブで構築中のLinuxMintちゃん2台目サーバーにウェブとメールサーバーだけ急いで構築する方針に転換。
(自家製麺が自慢の三条珍遊の鶏ガラ背油醤油ラーメン)
お昼にうまいラーメンを食べてから、作業再開。
XMailサーバーの設定もMailRoot/BINディレクトリー以外を引っ越し先のサーバー持っていけば動いた。
(ぶっ壊れたdebianにMintのDVDから起動して、sambaネットワークで引っ越し先に必要ファイルをコピー)
ウェブサイトの設定も見直して、ようやく正常稼働。
ハー、やっと一旦帰れる! そう思ったのは22時ごろ。
もう歯は磨けず、硬い床ではほとんど寝られない体質なんで疲れた。
ルーターの設定をあたらしいサーバーに中継するようにしてようやく帰宅した。
(LinuxMint18.1 xfce のスクリーンセイバー いろいろあって面白い!!)
このあと、起動ファイルのなくなったDebianLinuxをやめてLinuxMintに乗せ換えて、ファイルサーバーを復旧させなくてはならない。RAIDディスクの再構築とか、ややこしそうな作業がまってる。Mintでは初めてなんでちゃんとできるかどうか…。
まあなんとかするけども。